-
- 2024年3月15日
-
タンガロイは、小型部品加工用の最新物理気相成長(PVD)コーティング材種「SH7025」を発売しました。
小型部品加工での高い加工面品位とともに、長寿命化も見込めます。
主要型番の「CCGT060200FN―JP SH7025」の他、計173製品をそろえました。
靱性の高い専用母材に柱状炭窒化チタン(TiCN)層と積層窒化チタンアルミニウム(TiAlN)層の組み合わせにより、摩耗と切れ刃欠損を抑えられ、高い信頼性と安定した長寿命加工を発揮します。
表層のTiCN被膜が切れ刃への凝着と摩耗の進行を抑制。加工対象物(ワーク)の寸法精度と加工面品位が寿命判定基準の場合に安定した長寿命性能が得られます。また外観色が金色のため、照明の少ない工場内や機内でも損傷状態を容易に確認可能です。
- 2024年3月15日
-
- 2024年2月4日
-
ワルタージャパンは、刃先交換チップ(インサート)「タイガーテックゴールド」シリーズに、溝入れ加工専用の新たな材種「WSM33G」を追加し、発売しました。硬度と靱(じん)性を高いレベルで両立させ、ユーザーの生産性向上につなげられます。
タイガーテックゴールドは、用途向けに最適化したコーティングとチップブレーカーを施したインサートのシリーズです。
新たな材種は、窒化アルミチタン(TiAIN)と窒化チタンシリコン(TiSiN)で複層の物理気相成長(PVD)コーティングを施しmした。
コーティング後の表面処理により低摩擦でスムーズな表面を実現し、切りくず排出性を高められます。
またゴールド色の最外層により、容易に摩耗を検知できます。
対応する被削材は鉄やステンレス、難削材までと幅広い。溝入れ・突切り加工、ターニング加工、ミーリングにおけるスリット加工など。
幅広い用途で使用できるよう、1ミリ―10ミリメートル幅を標準仕様として用意しました。
- 2024年2月4日
-
- 2024年2月2日
-
日本レヂホン 日本レヂボン/研削焼け抑制、網状砥石
日本レヂボンは鋼材向けの網状のオフセット砥石「スパイダーネット」を発売しました。
グラインダーに取り付けて使う砥石で、一般鋼やステンレス鋼、鋳鉄などに対応します。板金加工の平面出しなど、仕上げ加工向き。
放熱しやすい形状のため研削焼けを抑制でき、平面研磨の精度向上が見込めます。最高使用周速度は毎秒80メートル。粒度は80と120の2種類を用意しました。
- 2024年2月2日
-
- 2024年2月1日
-
ホーコス ホーコス/アルミ向け大型切りくず圧縮機
ホーコスは切りくず圧縮機の大型タイプ「チップイーター大処理タイプ」を発売しました。
切りくずを破砕し、シリンダーで2段階に圧縮。最大で20分の1、平均で4―10分の1の容積に圧縮しブリケット状に固めます。
切りくずの保管や運搬、回収が効率的にできる。従来機の5倍となる1時間当たり100キログラムの切りくずを処理できます。
現在はアルミニウムの切りくず向けで、今後、鉄や樹脂など向けも投入していきます。
- 2024年2月1日
-
- 2024年1月22日
-
聖和精機は、従来品より全長を約10%短くして曲げ剛性を高めた粗加工用工具ホルダー「NEWハイデュアルチャック」を発売します。
従来品から内部機構を見直し、全長を110ミリメートルとし、これにより曲げ剛性が高まり、たわみにくくなります。
精度が高く抵抗を減らせるため、他社製のミーリングチャックに比べて動力を約10%抑えられます。
振れ精度は従来品と同じ5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下としました。
刃物の挿入量を短くしたことで、より多くの刃具に対応し、汎用性を高めました。刃先交換型のエンドミルも使用可能。シャンク規格は「BT50」「BBT50」「HSK―A100」に対応します。
- 2024年1月22日