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- 2020年1月6日
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株式会社タンガロイは、刃先交換式サイドカッタ『TungThinSlit(タング・シン・スリット)』にシャープエッジインサートを拡充します。
『TungThinSlit』は、独自のインサート形状を有した刃先交換式サイドカッタです。『TungThinSlit』のインサートは、片面を右勝手、もう片面を左勝手とした左右両勝手タイプで、計6コーナが使用できます。これによって優れた経済性を発揮し、同時にインサートの集約にも大きく貢献します。『TungThinSlit』で対応する溝幅4~8mmの溝加工は、自動車部品のシャフトやナックルなどの低剛性ワークが多く、送りをあげにくい加工環境です。また使用されるカッター径も切削幅に対して大きいため、切りくず厚みが薄い加工になりやすい傾向があります。このような加工では、切れ刃がシャープなロウ付けのサイドカッタを使用している場合が多く、インサートにホーニングが施された従来の刃先交換式サイドカッタでは、ビビリの発生やバリの発生などの問題が生じる場合があります。今回新たに、『TungThinSlit』にシャープエッジのインサートを設定する事により切削抵抗を低減し、ビビリ発生の抑制やワーク上でのバリ発生の低減が可能です。
『TungThinSlit』は刃先交換式による経済性の向上や工具管理の容易性だけでなく、加工ワークの品質向上にも大きく貢献します。
●主な特長
・切削抵抗の低いシャープエッジを適用
・刃立ち性の高いコーティング材種SH725を採用
・ビビリの抑制やバリの低減に効果的
・左右両勝手仕様のインサートは、多コーナの使用が可能で経済性が高く、工具管理も容易
●主な形番と標準価格
インサート
・TVKX020202FN-MJ SH725 1,890円 (税込み2,079円)
・TVKX050402FN-MJ SH725 2,450円 (税込み2,695円)
全アイテム:4形番
- 2020年1月6日
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- 2019年12月27日
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高硬度鋼を高能率かつ安定的に加工する高能率型ボールエンドミル。高硬度鋼向け新被膜「DUROREY(デューロレイ)」コーティングを採用し、60HRCを超える被削材においても、優れた耐チッピング性を発揮し、工具の長寿命化を可能にします。
高硬度鋼加工に最適化された超耐熱性・高じん性のDUROREY(デューロレイ)コーティング
1 切削抵抗を低減し、安定した長寿命加工を実現する強いスパイラルカーブ
2 チップポケットを確保し、切りくず詰まりを抑制する中心部2枚刃仕様
3 優れたボールR精度
4 びびりを抑制する不等分割刃
対応
炭素鋼・合金鋼・プリハードン鋼・工具鋼・焼き入れ鋼・ステンレス鋼・鋳鉄・ダクタイル鋳鉄・銅合金・アルミ合金・チタン合金・耐熱合金
- 2019年12月27日
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- 2019年12月2日
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三菱マテリアルはこのほど、耐熱合金加工用超硬ソリッドドリル「DSAシリーズ」を発売しました。
独自のクーラント穴形状やPVDコーテッド超硬材種などを採用し、加工硬化や切削熱が上昇しやすい耐熱合金の加工でも長寿命化と穴品位の向上を実現しました。
内部給油式と外部給油式の2種類を揃え、加工径5㎜以上の内部給油式は独自のクーラント穴形状を採用しました。
ドリル剛性を低下させることなく、クーラント吐出量を増大させ、潤滑性や冷却性が向上します。
頑丈な直線状切れ刃と耐熱合金加工用ホーニングによって、安定した切りくずを生成するほか、チッピングも抑制し、また、耐熱合金加工用に設計されたマージンによって、接触面積を最小化させ、切削熱と加工硬化も抑制できます。
さらに、PVDコーテッド超硬材種「DP9020」を採用し、靭性を維持しながら硬度を高めることによって、耐摩耗性を向上しました。
内部給油式「DSAS」 、外部給油式「DSAE」で加工径3㎜から12㎜までの96アイテムを揃えております。
- 2019年12月2日
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- 2019年11月22日
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このほど弊社では一部ダイヤ材種につきまして、販売を終了させていただく事に致しましたのでご案内申し上げます。
該当製品をご愛顧いただいておりましたお客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、代替材種にてご使用を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
尚、内容詳細につきましては、弊社営業窓口までお問い合わせ下さい。
〇対象商品:スパルカットミル用ダイヤインサート
〇廃盤材種:JDA735
〇対象型番:C46PPN-W90R
C46PPN-W90R-B
L46DN-W90R
L46DNH-W90R
L46DNH-W90R-B
L46DNHF-W90R
〇代替材種:JDA30
〇終了時期:現在庫がなくなり次第、販売終了と致します。
- 2019年11月22日
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- 2019年11月22日
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弊社インサート「T9100シリーズ」につきましては十余年に渡り、数多くの客様にご愛用頂いてまいりました。
一方、弊社では性能・品質ともに「T9100」を2018年に発売し、ご好評をいただいているところでございます。
つきましては、下記スケジュールにて「T9100シリーズ」を「T9200シリーズ」へ切り替えさせて頂くこととなりましたのでご案内申し上げます。
誠に勝手とは存じますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
今後ともお客様各位に満足いただけますよう、より一層のサービス向上に努めてまいりますので、タンガロイ商品に対しまして倍旧のお引立てを賜りますようお願い申し上げます。
●対象品:インサートT9100シリーズ、標準在庫品および特殊品
詳細は、別紙、「T9100切り替え新旧対比表」をご参照ください。
●お取り扱いスケジュール
・2020年6月30日を以って受注受付けを終了させて頂きます。
(※在庫が有る限りは、従来どおりご注文をお受けいたします。)
- 2019年11月22日
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- 2019年11月19日
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豊和工業は、多品種少量生産における爪の自動交換で自動化をサポートする次世代AJC(オートマチックジョーチェンジャ)用チャック「H3QJシリーズ」を開発、来年2月より12インチサイズから順次発売する。サイズは8、10、12インチ。
同社では52年から旋盤用油圧パワーチャックを販売してきた。パワーチャックの爪はワークのサイズにより段取り替えが求められ、多品種少量生産が主流の現在、段取り替えの時間による生産性低下が指摘されている。
また多品種少量生産の場合、爪の種類も多数必要となるが、爪ストッカを機外に設置することによりストック数をフリーとし、ロボットやローダーでの爪交換が可能となる。
今回開発の「H3QJシリーズ」は、新規導入の設備だけでなく既存設備への後付も可能で、加えて自動給油システムの採用により省メンテナンス製品として旋盤設備の長期無人運転を可能としている。
主な特長は
①フレキシブルな自動化=ロボットなどによる爪の自働交換に対応
②省スペース、ローコスト、省メンテナンス=ベースジョーユニット交換方式のため、爪ストッカが省スペース。クロスキータイプのソフトジョーの採用により爪のカスタマイズが容易。自動給油方式が省メンテナンスを実現。
- 2019年11月19日
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- 2019年11月13日
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株式会社タンガロイは、ヘッド交換式リーマ『ReamMeister(リーム・マイスター)』を全国で発売しました。
『ReamMeister』はH7公差のような高精度な穴仕上げ加工が可能な高精度ヘッド交換式リーマです。ヘッド製造時の精密な径・振れ精度管理と、ヘッド取付け部に設けたテーパーと端面の2面拘束による同心性の高いクランプ機能により精度の高いリーマ加工を実現します。
特殊ねじと専用キーを利用した独自のクランプシステムの採用により、簡単で迅速なヘッド交換を可能にしています。工具交換はヘッドを付け替えるのみで、ツールホルダからの工具の脱着や突出し量の調整が不要となることから、工具交換時間を大幅に短縮できます。
今回、加工用途に応じた2種類のヘッドラインナップを揃えました。ストレート刃仕様のASヘッドは、穴形状や被削材を問わず汎用的に使用が可能なヘッドです。貫通穴用に設定されたBLヘッドは、左ねじれ刃を採用し、切りくずを前方に排出する事が出来るため、貫通穴加工時の切りくず処理改善に大きく貢献します。これらヘッドにはコーティングが施されているため、従来のノンコートのソリッドリーマやロウ付けリーマでは適用の難しかった高速切削が可能になり、また寿命延長にも効果的です。
『ReamMeister』は、加工能率と寿命延長に加え、工具交換時間の大幅短縮および再研削にかかわる費用を無くせるなど、トータルの加工コスト削減に大きく貢献します。
主な特長
・工具径:ø11.5~32.0 mm、加工深さL/D = 1.5, 3, 5, 8に対応するツールを設定
・H7公差を達成する高精度ヘッド
・独自のクランプシステムにより、ヘッド交換時の繰り返し精度に優れる
・1本の特殊ねじと専用キーでのクランプにより、ヘッド交換が簡易かつ迅速
・コーティングヘッドと独自の切れ刃形状により高能率なリーマ加工が可能
・穴形状により、2種類の切れ刃形状を持つヘッドが選択可能
- 2019年11月13日
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- 2019年11月5日
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日本特殊陶業株式会社は、小型自動旋盤向けツールホルダを定額で利用できる業界初のサブスクリプションサービス「SUISUI SWISS(すいすいスイス)」を発表しました。
日本特殊陶業は、製品だけでなくサービスの提供を通じても、お客様に新たな価値をご提案します。
●サービスの特長
「SUISUI SWISS」は、日本特殊陶業が提供するNTK小型自動旋盤用工具の中から、必要なホルダを必要な時に、必要な期間だけ利用できる業界初のサブスクリプションサービスです。プランやコースに応じて最大1,000種類のNTK自動旋盤用ホルダの中から加工に最適なホルダを利用することができ、新品購入時に比べて最大65%の費用を削減できます。「SUISUI SWISS」は、日本特殊陶業がものづくり現場の悩みを解決するためにご提案するサービスで、最適なホルダを使用することによる生産性の向上と、在庫削減を実現します。また、使用されたホルダを検査し再利用することで、環境負荷低減に貢献します。
●ユーザのメリット
1.加工部品の変更時に新規購入の経済的負担なしに加工に最適なホルダを利用可能
2.加工状況や生産スケジュールに合わせてホルダの変更・交換が可能(破損時にも対応)
3.迅速なホルダの受領が可能(ホルダの発送は最短でお申し込み日の翌営業日)
4.会員ユーザ専用サイトでホルダ管理が可能
5.シンプルな料金体系
●サービス概要
3プラン(交換回数)×3コース(対象ホルダ数)の計9オプションから選択
◇プラン
ライト:年間利用可能本数2本、リユースホルダあり
ヘビーユース:年間利用可能本数6本、リユースホルダあり
プレミアム:年間利用可能本数2本、新品ホルダのみ
◇コース
すいすい300:約300種類のホルダから選択可能
すいすい800:約800種類のホルダから選択可能
すいすい1000:約1,000種類のNTK自動旋盤用ホルダすべて利用可能
- 2019年11月5日
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- 2019年10月30日
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高精度・高能率加工を実現する「SEC-ウェーブミルWEZ型」
高精度隅削りカッタ「SEC-ウェーブミルWEZ型」は、超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組合せにより、隅削り加工において、優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現する。
より長い工具突き出し量の加工での高精度化、安定化のため、モジュラータイプを発売しました。
主な特長
①優れた加工精度と仕上げ面品位…超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組合せにより、隅削り加工で優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現します。
②低抵抗で優れた切れ味…シャープな切れ刃設計を有する研磨級インサートをラインアップに加えることで、軟鋼やステンレス、アルミニウム合金などの加工において、加工音とバリの発生を最小化します。
③幅広い加工に対応…大きなランピング角を有する刃径φ14~φ160㎜までのカッタをラインアップ。モジュラータイプ拡充。
- 2019年10月30日
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- 2019年10月29日
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新製品、耐熱合金加工用超硬ソリッドドリル「DSAシリーズ」を展開。
DSAシリーズは、一般鋼と比較し加工硬化しやすく、切削熱が上がりやすい耐熱合金加工において、長寿命かつ優れた穴品位を実現する超硬ソリッドドリル。
内部給油式「DSAS」と外部給油式「DSAE」の加工径3㎜から12㎜までの96アイテムを揃えた。
【主な特長】
①加工径5㎜以上の内部給油式は独自のクーラント穴形状により、ドリル剛性を低下させることなくクーラント吐出量を増大させ、潤滑性、冷却性を向上。
②頑丈な直線状切れ刃と耐熱合金加工用ホーニングにより、安定した切りくず生成およびチッピングを抑制。
③耐熱合金加工用に設計されたマージンにより接触面積を最小化させ切削熱と加工硬化を抑制。
④新PVDコーテッド超硬材種DP9020を採用し靭性を維持しながら硬度を高めることにより耐摩耗性を向上。
- 2019年10月29日
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- 2019年10月15日
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フライス工具の新製品として、 高性能エンドミル「MEV」を開発し、本年10月1日(火)より、発売しましたので、お知らせいたします。
■ 高性能エンドミル「MEV」の特長
【高性能】高剛性と低抵抗を兼ね備えた新タイプのエンドミル
刃先交換式のエンドミルにおいて、京セラとして初めて、 チップ構造を従来の平置き(横置き)から縦置きに変更することで、ホルダの芯厚が従来比約120%に向上しました。さらに、切削抵抗を抑えた独自開発の三角形チップを採用することで、 高剛性と低抵抗を両立し、高精度かつ高能率加工を実現しました。
【経済性】チップとホルダの長寿命化を実現
チップ先端の切れ刃角度を大きくした逆ポジ設計により、 優れた耐欠損性を発揮。また、コーティングには耐摩耗性・耐溶着性を向上させた京セラ独自の「MEGACOAT NANO®」を採用※。 3コーナー仕様でチップの長寿命化を実現しました。また、ホルダは、硬度アップを図ったほか、チップとの拘束(接触)面を広くすることで、 耐久性の向上を図りました。
【多機能】多様な加工に対応する高い汎用性
ブレーカ(チップ)形状を最適化することで、良好な切りくず処理を実現。切りくずが噛み込みやすく、高負荷のかかる溝加工やランピング加工 (縦切込み6mm以下)など、多様な加工に対応しました。
- 2019年10月15日
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- 2019年10月9日
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自動車産業をはじめとする機械部品の加工では、安定化・コストの低減を実現するために、切削工具の汎用性や長寿命化の要望がますます高まっています。
このたび当社はこれらの要望に応え、旋削加工において軽切削~中切削まで幅広い用途に適用でき、切削加工時に突発的なトラブルを起こさず安定した切りくず処理性と長寿命化を実現する汎用ポジティブM級チップブレーカ「GU型ブレーカ」を開発しました。
1. 特長
幅広い切削条件で優れた切りくず処理性
広い切りくずポケットを特徴としたチップブレーカ*の形状設計により、幅広い切削条件で切りくず処理性を向上させました。これにより切削加工時の切りくずの絡まりを防ぎ、安定加工を実現します。また合金鋼に加え、炭素鋼やステンレス鋼などの様々な被削材に適用可能です。
低抵抗でびびりを抑制
切りくずを流しながら制御するチップブレーカ*の形状設計により、切削抵抗を低減し、びびりを抑制します。これにより様々な用途・条件下で、加工負荷を低減し、安定加工を実現します。
耐欠損性を向上
切れ味と強度に優れる二段すくい形状により、耐欠損性を向上させました。これにより工具の交換頻度を減らし、加工コストの低減を実現します。
2. ラインアップ
ISO旋削用インサート 207型番
- 2019年10月9日
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- 2019年10月7日
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切削液 自動供給装置(楽~ラント)は切削液の作製から運搬までを自動化した製品です。
人手による切削液補充はもうやらなくてよい。
現在、工作機械への切削液の供給は人力で行われています。この作業を無駄な作業と捉え、”完全自動化”しました。
自動で希釈し、工作機械へ供給する。これを目的としています。
特徴
・切削液の作製・運搬・供給を完全無人化
・複数台の工作機械へ自動供給
効果
・自動で供給される為、切削液作成時間が削減される
・削減時間を生産時間に置き換えられ、機械稼働率を向上する事が出来る
・バラツキの無い切削液の品質向上
・適切な使用料で原液が節約できる
・不安全作業の排除、工場を汚さないクリーンな環境を提供できる
- 2019年10月7日