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- 2022年3月9日
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今まで手間が掛かっていた主軸回転数の変更をベルトカバーを開けずに行いたいとの声にお応えしました。手元スイッチの回転数変更により現場の生産性が向上し、より安全に、より使いやすくなりました。
【加工能力】
適応ドリル径 φ4~φ23mm
適応タップ径 M4~M18(FC200)
M4~M14(S45C)
【特徴1】ドリル、タップ加工の切替が簡単
ベルトカバーを開けずに、手元スイッチにより26段変速が可能です。
【特徴2】巻き込まれリスクの回避
ベルト掛け替え無しの為、回転物のプーリーに巻き込まれる危険性がありません。
【仕 様】
■スイング:450mm
■加工能力
適応ドリル径:φ4~23(FC200S45C)
適応タップ径:M4~M18(FC200)、M4~M14(S45C)
■作業量
主軸上下動:120mm
テーブル上下動:425mm
■作業範囲
スピンドルよりテーブルまでの距離:425mm
スピンドルよりベッドまでの距離:655mm
■テーブル
テーブル面積:角330mm×330mm、丸φ350mm
■主 軸
スピンドルテーパー:モールステーパーNo.2
主軸回転範囲(min-1): 低速側 125~473(13段階)、高速側 529~2000(13段階)
モーター(W):750W×200V 4P 3相
■機 械
機械高さ:1275mm
機械重量:150kg
据付面積:422mm×880mm
- 2022年3月9日
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- 2022年2月24日
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ヘッド交換式小径ドリル「アド・マイスター・ドリル」の商品群を拡充。
高精度加工用ヘッド「DMC形」を新たに設定。また汎用ヘッドの「DMP形」では工具径4・0ミリ―4・4ミリメートルを追加。
価格は代表型番の「DMC050 AH9130」が消費税込みで8976円。
高精度加工用ヘッドのDMC形は独自の「クイックセンタリング形状」を採用。小径でありながら喰い付き性が良く、高精度で安定した加工を可能にした。工具径は5・0ミリ―5・9ミリメートルを用意。材種は穴開け加工に適した物理気相成長(PVD)コーティング材種「AH9130」を使用した。耐摩耗性に優れ、特に炭素鋼や合金鋼の加工で長寿命の効果を発揮できる。
アド・マイスター・ドリルの小径タイプは、専用キーにより素早く確実にヘッドを交換できる長所を備える。ボディーに施した特殊形状のクーラント穴により吐出量を増やし、切りくずを排出しやすくした。
- 2022年2月24日
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- 2022年1月27日
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タンガロイは、極小内径加工用工具「タイニー・ミニ・ターン」に、物理気相成長(PVD)コーティング材種と刃先交換式内径バイトを追加し、発売した。多様な小径部品加工に対応する。
新材種の「SH725」は、耐摩耗性と耐チッピング性に優れており、安定した長寿命を実現する。価格は代表型番の「TBTR04090010―D028 SH725」が3696円(消費税込み)。初年度1億5000万円の販売を見込む。
刃先交換式内径バイトは、最小加工径5ミリメートルに対応。シャンクに設けた油穴やチップブレーカの効果により、高い切りくず処理性と排出性を発揮する。価格は代表型番の「A07050―SEXPR03―3」が1万6940円(同)。
- 2022年1月27日
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- 2021年10月25日
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タンガロイは、多機能溝入れシステム「タング・カット」シリーズに2ミリメートル幅やインチ幅インサート(刃先交換チップ)計21アイテムを拡充し、発売した。
価格は主な型番の「DGL2―020AH7025」が2607円(消費税込み)。初年度に3000万円の販売を見込む。
2ミリメートル幅インサートは、低送りでの切りくず処理に優れたDGL形、外径から端面溝、横送り加工までカバーする多機能タイプのDTX形、フルR形状で倣い加工に適したDTR形、STR形に追加した。
材種には、汎用的なAH7025と耐熱合金用のAH8005、非鉄金属、チタン合金加工に最適なノンコートKS05F材種の3種類を設定した。
また、同シリーズでインサートのメトリック幅に加えインチ幅も設定。まずは外径溝入れ、突切り加工用の第1選択DGM形と、切れ味が良く低抵抗なDGS形の2種類のチップブレーカーを選定した。
- 2021年10月25日
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- 2021年10月7日
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・概要
高送りカッタとして10年来好評をいただいている『DoFeed(ドゥー・フィード)』シリーズの経済性と加工能率の高さはそのままに、主に小型部品の加工に適した『AddDoFeed』を、新たに発売いたします。
小型部品の加工にはソリッドエンドミルが多く使用されています。しかし、溝加工や掘込み加工といった負荷の高い加工を行う際は、工具剛性が低い小径ソリッドエンドミルでは切込みや送りを上げられず、加工時間が伸びる傾向にあります。
このような加工に対して、高送りカッタ『AddDoFeed』は、内接円径ø4.0mmの小さなインサートの採用と、工具径ø16mmで4枚、ø25mmで7枚となる多刃仕様ボディの組合せで、汎用の小径ソリッドエンドミルよりもはるかに高能率な加工が可能です。
非常に小型のインサートを使用していますが、高送りカッタ『DoFeed』シリーズの特長である経済的な両面仕様4コーナタイプのインサート、切りくずの噛み込みを防ぐインクリネーション、また大きなすくい角により切削抵抗を下げ安定加工が可能、というコンセプトはそのまま踏襲しており、幅広い被削材で高送り加工が可能です。
今回の新たなシリーズの発売により、『DoFeed』シリーズに設定している大径レンジ06サイズ、中径レンジ03サイズに加え、『AddDoFeed』で小径レンジに対応するなど、あらゆる被削材と加工形態において、超高能率加工を提供します。
・主な形番、標準価格
EXN02R016M16.0-04
LNMU0202ZER-MM AH3225
計21アイテム
- 2021年10月7日
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- 2021年8月12日
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当社は、Ni(ニッケル)基耐熱合金や難削ステンレス鋼をはじめとした難削材の高能率旋削加工用に新材種「AC5005S」を開発し、販売を開始しました。
航空機や医療産業分野における機器・部品などには、耐熱性や耐食性に優れるNi(ニッケル)基、Co(コバルト)基、Ti(チタン)合金などの難削材が多く用いられるため、それらを加工する工具の需要は年々増加しています。
一方で難削材は高温強度が高く、切削加工時には工具刃先の温度が著しく高くなるため、工具寿命が低下し、加工条件を見直す必要があります。このような問題を解決するため、当社は難削材旋削加工において、従来比1.5倍の高能率条件で安定長寿命を実現する新材種「AC5005S」を開発しました。
これにより、汎用「AC5015S」、断続加工用「AC5025S」と合わせ、「AC5000Sシリーズ」を3材種に拡充しました。販売価格は当社従来品と同設定ながら、高能率化・長寿命化による工具交換頻度の低減と工具使用量の低減が可能となり、加工コストの削減に貢献します。
鋼旋削用コーティング新材種「AC5005S」を開発、販売開始
1. 特長
高温物性に優れる新開発の超硬母材と、当社独自のPVD*コーティング技術「アブソテック®(Absotech®)」を適用することで、難削材の高能率加工において安定長寿命を実現します。
- 2021年8月12日