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- 2019年9月30日
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ジェイテクトは、アクセラレーター(起業支援組織)の米プラグ・アンド・プレイ(PnP)と、パートナーシップ契約を締結したと発表した。ジェイテクトはPnPのネットワークを活用し、有望な技術を持つスタートアップ企業との協業を加速。技術革新や新規事業の創出につなげる。
自動車産業の新潮流であるCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の台頭を受け、ジェイテクトは新領域での研究開発や技術革新に力を入れている。CASEへの対応には、優れた技術を持つベンチャー企業との連携が有効と判断。PnPと協力関係を構築することにした。
PnPはシリコンバレーを本拠地とし、世界14カ国30拠点以上でベンチャー支援を展開。モビリティーやモノのインターネット(IoT)、スマートシティー(次世代環境都市)といった分野で事業促進プログラムも運営している。
- 2019年9月30日
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- 2019年9月27日
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日本工作機械工業会(日工会)が発表した工作機械の8月の受注高(速報値)は、前年同月比37・1%減の883億4700万円で、2013年4月以来76カ月(6年4カ月)ぶりの800億円台となる低水準だった。
月1000億円とされる好不調判断の目安を大幅に割り込んだ。米中貿易摩擦を主要因に世界経済の先行きに不確実さが増し、設備投資を控える動きが進んでいる。
前年割れは11カ月連続。内外需ともに低調で、中でも外需は同34・6%減の509億9900万円と不振だ。500億円台は34カ月ぶりとなる。米中摩擦の影響は中国だけでなく欧州にも広がり、中国向けの輸出が盛んなドイツが8月に急減したとの指摘がある。
内需は同40・1%減の373億4800万円で9カ月連続で減少した。設備投資を支援する政府の補助金制度が導入されたが、内需は低位横ばいで推移した。
76カ月ぶりの低水準は夏季休暇、9月に控える工作機械の大型見本市に向けた買い控えも背景とみられる。一方で日工会は「米中摩擦の影響が相当広がっている」(事務局)と警戒を強める。
13年当時は中国市場の減速や欧州の債務危機などから設備投資が滞り、同年8月まで11カ月にわたり1000億円割れが続いた。
- 2019年9月27日
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- 2019年9月26日
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スター精密は、最大加工径38ミリメートル対応の主軸移動型自動旋盤の大径高機能モデル「SX―38」を開発したと発表した。医療、自動車、航空機関連の複雑形状部品向けに2020年4月に発売する。
工具ユニットの着脱が容易な「タイプA」、選択した工具のみが回転する独自のワンポジション工具駆動方式を採用した「同B」がある。いずれも消費税抜きの価格は同Aが2380万円、同Bが2400万円。販売目標はシリーズ合計で年60台。
同旋盤は10面タレット型刃物台と、B軸旋回式4軸対向型ミーリングユニット付きのクシ刃型刃物台を搭載した。正面ではタレット型刃物台とクシ刃型刃物台の同時加工が可能。背面加工専用のY軸制御付き8軸型ユニットを搭載し、正面・背面の同時加工による加工時間の短縮を図った。
サブ主軸にメーン主軸と同じモーターを使って出力を高め、加工能力を従来機比15%高めた。クシ刃型刃物台に搭載したミーリングユニットはマイナス45―90度の範囲で角度制御可能。各刃物台を斜めに傾けて配置し機械前面から各部への距離を短縮したほか、旋回式操作パネルなど使いやすさを追求した。
- 2019年9月26日
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- 2019年9月25日
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ダイジェット工業は、高精度刃先交換式ボールエンドミルや高硬度材加工用エンドミルを規定数購入すると本体やインサートを贈呈するキャンペーンを実施している。
A~Cまで3つのコースがあり、それぞれの内容は次の通り。
・Aコース:高能率粗加工用カッタ「マックスマスターGMX/MXG形」や丸駒ラジアスカッタ「エクストリームダイメイトEXTDM/MTX形」のインサートを30個購入し他社のホルダを引き取ってもらうと、適用する本体かモジュラーヘッドを贈呈する。
・Bコース:高精度刃先交換式ボールエンドミル「ミラーボール」の本体を1台購入すると適用するインサート(BNM‐TS形)を2個贈呈する。もしくはミラーボール用のインサートを6個購入すると適用するモジュラーヘッド(MBX形)を1台贈呈する。
・Cコース:多刃ソリッドスクエアエンドミル「DHコートワンカット70 SEHH形」、4枚刃ソリッドボールエンドミル「ワンカットボール70DH‐OCHB形」、2枚刃ソリッドボールエンドミル「ハード1ボールSFSB形」から3本選んで(組合せ可能)購入すると、その中の最安値品を1本贈呈する。
ニュースソース:日本産機新聞(https://nihonsanki-shimbun.com/)
- 2019年9月25日
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- 2019年9月24日
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機械工具商社上場9社の2019年4‐6月期決算(トラスコ中山は1‐6月期、NaITOは3‐5月期)が出そろった。
米中貿易摩擦の激化や半導体市場の悪化などが影響し、5社が減収となった。足元では世界的な景気減速が広がっており、通期業績予想を下方修正する企業もあるなど、先行きへの不安感は高まっている。一方で、下期は工作機械見本市などの大型展示会が予定されており、投資需要の喚起を期待する声も多い。機械工具商社には着実に足元の需要を拾い上げるとともに、将来の商談につながる“種まき”も求められている。
・自動化ニーズに活路 展示会で次の種まき
4‐6月期は製造業で設備投資を先送りする動きが見られた。昨年から続く米中貿易摩擦による先行き懸念の強まりや、半導体、スマートフォン関連産業の低迷などが影響した。日本工作機械工業会の工作機械受注額は、昨年10月から今年6月まで9カ月連続で前年同月比減となっており、6月の受注総額は好不調の目安とされる1000億円を32カ月ぶりに下回った。こうした市況の悪化は、機械工具商の業績低下にもつながっている。
山善の生産財部門は、前年同期比15・7%減の771億円となった。機械事業部は同28・4%減の304億円、特に中国を中心とした海外向けの減少幅が大きく、49・6%減の107億円だった。要素部品の取り扱いが多い日伝では、工作機械向けや半導体製造装置向けなどの受注が減少し、同12・7%減の276億円となった。
設備関連だけでなく、切削工具などの消耗品にも影響は広がっている。NaITOでは、大型連休による稼働日数の減少なども影響し、切削工具の売上高が同2・0%減の59億円。Cominixの切削工具事業も同5・2%減の37億円だった。ユアサ商事の産業機器部門も同7・2%減の154億円となった。
・足元でも停滞感は続いている。
ある商社は「足元も決して上向いているとはいえない。むしろ減速感は拡大しており、先行きへの不安感は増している」と話す。こうした状況からトラスコ中山では通期業績予想を当初の2332億円から3・2%減の2258億円に下方修正した。「見込みを下回るペースで推移しており、下期(7‐12月)についても売上高の大幅な拡大が見込めないため」としている。
一方で、秋以降には、工作機械見本市「メカトロテックジャパン」や「国際ロボット展」などの大型展示会の開催が予定されており、投資需要の喚起を期待する声は少なくない。特に省人化や自動化ニーズは高く、各社こうした受注の拡大を狙い、提案活動を進めている。
「メカトロテックジャパン」に出展予定のNaITOでは「オリジナル商品などを積極的にPRし、足元はもちろん、来年やその先の商談につながるような“種”を蒔いていきたい」とする。機械工具商社にとっては、先々の需要の掘り起こしに向けた活動が求められそうだ。
ニュースソース:日本産機新聞(https://nihonsanki-shimbun.com/)
- 2019年9月24日
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- 2019年9月20日
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日本工作機械工業会は、2019年1‐6月累計の受注額が前年同期29・3%減の6819億円だったと発表した。半期ベースで7000億円を割り込んだのは16年の下期以来5半期ぶり。6月単月も989億円と32か月ぶりに1000億円を下回った。
好不況の分水嶺とされる1000億円近くの水準だが、飯村会長は「反転する状況にはない」とし、見通しについても「9月には下方修正する」と期初目標の1兆6000億円の見直しを明言した。
内需の1‐6月の受注累計は2663億円と前年同期比で30・6%減少した。主要4業種(一般機械、自動車、電機・精密、航空・造船・輸送用機械)全てマイナス。自動車は786億円と4割近く減少したほか、電機・精密も240億円と4割以上減った。
一方、外需も厳しく、1‐6月累計で4156億円と前年同期で28・4%マイナスとなった。北米、欧州、アジア主要3極全てで減少。なかでも、中国経済の停滞の影響を受けたアジアは1720億円と上期では3年ぶりに2000億円を割り込み、中国での受注も947億円と48・2%減となった。
今後の動向について、飯村会長は「(6月の受注は)1000億円にからんだラインなので悲観はしていない。ただ、急激に反転するイメージはない」と話し、長期化する見通しを示した。通期予想も「下期の状況が見え出した9月には下方修正を発表する」と述べ、期初の1兆6000億円の見直しを明言した。
ニュースソース:日本産機新聞(https://nihonsanki-shimbun.com/)
- 2019年9月20日
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- 2019年9月19日
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ダイジェット工業はこのほど、好評の金型加工用工具「SKS-GⅡ」「ショルダーエクストリーム」「スウィングミル」のラインナップを拡張し追加発売した。
①高能率高送りカッタ「SKS-GⅡ」SKG/MSG形 モジュラーヘッドタイプ[工具径φ35]追加
同製品は、四角ポジティブインサートを採用、高剛性かつ刃数増により高能率加工が可能な高送りカッタである。主に炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼、チタン等の平面削り、ポケット加工、ヘリカル加工等の荒加工に適している。
サイズ…モジュラーヘッドタイプφ35(3枚刃)計1形番▽標準価格…3万5200円(税抜)。
②高能率肩削りカッタ「ショルダーエクストリーム」EXSAP/MSⅩ形 モジュラーヘッドタイプ[工具径φ26、φ28、φ30、φ33、φ35]およびインサート[コーナR0・4タイプ]追加
同製品は、肩削り軸方向切込み量(Ap)が最大15㎜と大きく、平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用可能。モジュラーヘッドは工具径がシャンク径より大きいオーバーサイズ寸法を追加ラインナップし、切りくずの噛み込みによるホルダ・ワークの損傷を抑制する。主に炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等の肩削り、平面削り、溝削り等の荒~中仕上げ加工に適している。
サイズ…モジュラーヘッドタイプφ26(2枚刃)~φ35(3枚刃)計5形番▽標準価格…2万8500円~3万8300円(税抜)。インサート形番…ZNGU170904ZER-PM(インサート材種JC8050、JC8118)▽標準価格…1710円(税抜)。
③深切込み用エンドミル「スウィングミル」DSM形 低抵抗形インサート追加
同製品は、ロングセラーの深切込み用ラフィングエンドミル。独自のブレーカ形状の新インサートにより、深切込み重切削における低抵抗かつ安定加工が可能である。主に炭素鋼、工具鋼、鋳鉄、ステンレス鋼などの肩削り、溝削りに適している。
インサート形番…先端刃IM-CP43N-PH▽標準価格…1400円(税抜)。外周刃IM-SP43GS-PH▽標準価格…1100円(税抜)。インサート材種はいずれもJC8050、JC8118。
ニュースソース:名古屋機工新聞(http://www.kikou.co.jp/)
- 2019年9月19日
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- 2019年9月18日
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ミツトヨは、表面粗さと輪郭形状を1台で測れる表面性状測定機「FORMTRACERアバント」を発売した。装着した検出器が表面用か輪郭用かを自動認識するため、両モードの切り替え操作忘れによる誤作動を防ぐ。本体と付帯機器を含めた機種の価格は約800万円。初年度に国内300台の販売を目指す。
ミツトヨが開発したのはハイブリッド型「FORMTRACERアバント D3000/4000」。各モード用の検出器を取り付け、測定する。検出器の脱着をレバー方式とし、工具を使う必要がない。
測定機能は、移動速度がX軸で最大毎秒80ミリメートル、Z2軸で同30ミリメートル、測定速度がX軸で従来機比50%増の同30ミリメートルといずれも高速という。同シリーズはハイブリッド型のほか、表面粗さ測定機「同S3000」、輪郭形状測定機「同C3000/4000」も品ぞろえした。
- 2019年9月18日
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- 2019年9月17日
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日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)が2日発表した8月の新車販売台数は、前年同月比6・7%増の38万8600台となり2カ月連続のプラスだった。各社がスポーツ多目的車(SUV)や軽自動車などの新型を投入したことが台数増加に寄与した。一方、2019年10月に予定される消費増税に伴う駆け込み需要の増加はほとんどなかった。
登録車は2カ月連続の増加となり、普通乗用車が同3・9%増の11万4328台だった。トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」や8月に一部改良した日産自動車のミニバン「セレナ」や5月に一部改良したホンダの小型ステーションワゴン「シャトル」などが好調。SUVなどに需要が集まっており、小型乗用車は同3・0%減の8万7575台と伸び悩んだ。
軽は3カ月ぶりの増加で、乗用車が同13・0%増の11万5276台。7月に全面改良したダイハツ工業「タント」や三菱自動車の「eK」などが伸びた。
駆け込み需要が鈍い理由を、自販連は「自動車関連税の見直しで、需要が平準化している可能性がある」と過去の増税前とは異なる動きがあるとの見方を示した。また、好調な要因を、全軽協は「乗用車が前年同月比で増加となったが、前回は増税前に2割以上の台数が増えた。そのため、今回の増加は新車効果によるものとみるのが自然だ」と分析する。
- 2019年9月17日