-
- 2022年8月22日
-
ユニオンツールは耐摩耗性に優れるコーティング「HMGコート」を採用した4枚刃の高硬度材加工用ロングネックラジアスエンドミル「HGLRS」に、コーナーRのバリエーション67型番を追加。
従来の76型番と合わせ、外径1ミリ―6ミリメートルの全143型番を用意。増加傾向にある高硬度のプレス、鍛造、プラスチックなど各種金型の加工需要に対応。
HGLRSは硬度60―70HRCの高硬度金型材料における直彫りのニーズに対応した製品。耐欠損性や、高硬度加工に適した刃先形状を採用し、従来品より長寿命・高精度加工を実現。
より幅広い加工需要に応えるため、このほど、コーナーR小サイズ帯のバリエーションを追加した。
- 2022年8月22日
-
- 2022年8月9日
-
5軸制御立型マシニングセンターの入門機「MX―520」を12年ぶりにモデルチェンジ
各軸の早送り速度を高めて加工をスピードアップし、操作性向上の最新機能を搭載した。
MX―520は最大加工サイズが直径520ミリ×高さ330ミリメートル(パレット仕様時)。
「はじめてでも安心」がうたい文句の入門機MXシリーズ4機種のうちの主力製品で、第1弾で本格刷新。
従来機と比べ、各軸の早送り速度を高め、複雑な加工をする場合でサイクルタイムが最大1割短くなる。主軸回転数の選択肢を増やし、既存の毎分1万2000回転とオプションの同2万回転に加え、新たに同1万5000回転をそろえた。
最新機能の長時間運転を安定化させる熱変位補正機能、切りくずがたい積しない細部の改良、刃物の衝突防止機能、稼働状況監視機能などを標準搭載。価格は従来とほぼ同等。
- 2022年8月9日
-
- 2022年7月4日
-
日進工具は、耐酸化性・耐摩耗性の高い切削工具「無限コーティングプレミアムプラスシリーズ」に、高硬度鋼高精度加工用4枚刃ロングネックラジアスエンドミルを追加。高精度ながらも高品質な加工面を実現します。
「MHRSH430RSF」は、焼きばめチャック対応ショートシャンクタイプ。工具径0・1ミリ×コーナー半径(R)0・01ミリメートルから、工具径2・0ミリ×R0・5ミリメートルの全131サイズで構成します。
Rから外周のつなぎ位置に逃げ面、すくい面のつなぎ目をなくして段差のない形状に仕上げたことで、加工対象物(ワーク)の表面粗さを向上。コーナーRはプラスマイナス0・003ミリメートルの高精度を実現。
同シリーズは高い耐酸化性・耐摩耗性により、硬度60HRC以上の被削材の加工に最適な効果を発揮します。
- 2022年7月4日
-
- 2022年6月23日
-
CBN焼結体100%からなるソリッドCBN焼結体材種は、主にブレーキディスクやシリンダーブロックなど、ねずみ鋳鉄部品の高速・高能率加工に使用されます。
当社は、ねずみ鋳鉄加工時の長寿命化を追求し、強度と靭性を両立した新CBN焼結体「コーテッドスミボロン BNC8115/スミボロン® BNS8125」を2020年11月より発売しておりますが、このたび、ダブルクランプホルダに対応したクランプ穴付きインサートのラインアップを拡充いたしました。
特長
大切込みに対応できるソリッドCBN焼結体「コーテッドスミボロン BNC8115/スミボロン® BNS8125」に、ダブルクランプホルダ用のクランプ穴を追加。インサート着脱の簡便化に加え、インデックス精度を向上させます。
- 2022年6月23日
-
- 2022年6月21日
-
金型二番逃がし加工用工具「アンダーカッタ」に、このほどモジュラーヘッドタイプを追加発売した。炭素鋼、鋳鉄、工具鋼、ねずみ鋳鉄、ダクタイル鋳鉄の金型二番逃がし加工に威力を発揮する。
この製品は、オール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」と併せての使用で、突き出しの長い加工でもビビリを抑制し、高能率加工を実現。上下往復加工用の「MSU形」とプロファイル加工用の「MUC形」をラインナップしている。
特長
●MSU形
① 突き加工または上下往復加工により大幅にびびりを抑制し、高能率加工を実現。
② マシニングセンタでの無人加工が可能となり生産性を向上。
③ 小径φ16から大径φ40をラインナップ。隅R部加工サイズに合わせた工具選定が可能。
●MUC形
① 工具側面を用いた輪郭加工で、加工 時間の短縮が可能。
② 工具負荷を軽減する独自刃形で、大きな切込みでも安定した加工が可能。
- 2022年6月21日
-
- 2022年6月3日
-
ジーベックテクノロジーは、旋盤でのバリ取りを自動化する専用工具「XEBECブラシ 旋盤用」を発売した。独自の研磨用セラミックスファイバーのブラシをホルダー先端に取り付け、回転する加工対象物(ワーク)のバリを研削・除去する。手作業が主流だった旋盤加工でのバリ取りを自動化できる。最小加工径12ミリメートル用と同21ミリメートル用の2種類で、消費税抜きの価格は5800円と8300円。
炭素鋼製ホルダーの先端部に着脱式のブラシを斜めに装着し、旋盤に取り付けて引き加工で使用する。交差穴や鍛造品の断続加工部のバリを取る。「旋盤でのネジ切り加工でバリ取りも自動化したい」といった工程集約のニーズに対応する。長さは最小加工径12ミリメートル用が107ミリメートル、同21ミリメートル用が133ミリメートル。
ジーベックテクノロジーはミーリング加工機に取り付け、セラミックスファイバーを回転させるバリ取り工具を中心に販売する。この技術を旋盤用に応用し新型工具を開発した。砥粒(とりゅう)付きナイロンブラシなどによる同様の工具では研削力が不足する。このため手作業に頼るのが一般的だった。
独自のセラミックスファイバーは研磨剤含有率が高く、ナイロンブラシの60倍の研削力を持つという。これを採用したことで、旋盤に装着できる自動工具を完成した。
- 2022年6月3日
-
- 2022年5月12日
-
MOLDINOは、高硬度鋼加工用ボールエンドミル「EPDBEH―TH3」に、太く短い首形状により折損リスクを低減したタイプを発売しました。
半導体部品やライトガイド、コネクターなどの精密金型加工や文字彫り加工の用途に適します。
新発売の「ストロングネックタイプ」は、ボール半径(R)0・05ミリ―0・5ミリメートルの全11アイテムで構成。従来の最短首下長タイプよりも、首形状を太く短くしたことで工具剛性を高めた。これにより、加工の安定性・信頼性や精度向上が見込めます。
EPDBEH―TH3は次世代コーティング「TH3」の採用などにより、高硬度鋼加工での高い耐摩耗性や工具摩擦の抑制を実現しました。
- 2022年5月12日
-
- 2022年3月29日
-
タンガロイは、ヘッド交換式ドリル「ドリル・マイスター」の刃先強化型ヘッドDMH形に、直径6・0ミリ―9・9ミリメートル、同20・0ミリ―25・9ミリメートルを追加した。価格は主要型番の「DMH060AH9130」が8899円(消費税込み)。
DMH形は、刃先強度と切りくず処理性能を両立させる特殊な刃先処理を施したヘッド。特に切れ刃強度の改善により、薄板などの貫通穴加工で発生する加工対象物(ワーク)の跳ね戻りや、出口バリが原因の切れ刃欠損の低減が見込める。加工中の突発欠損を抑えられ、加工停止時間の短縮につなげられる。
刃先強度が高く、高硬度の金属への穴開け加工にも適する。材種には高い耐摩耗性と耐欠損性を併せ持つ「AH9130」を設定。特に炭素鋼、合金鋼の加工で、長寿命で安定した加工を実現する。
- 2022年3月29日