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- 2022年4月8日
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乗用車メーカー7社の2021年4―12月期連結決算が出そろい、ホンダや日産自動車など4社が22年3月期連結業績予想で営業利益または営業損益を上方修正した。販売奨励金の抑制や為替の円安の追い風と、半導体不足に伴う生産制約や原材料の高騰といった逆風が吹く事業環境は各社に共通する。これらプラスとマイナスの要因をどう見積もるかで予想が分かれる形となり、世界生産見通しを引き下げたトヨタ自動車など2社は営業利益を据え置いた。
マツダは通期の営業利益見通しを従来予想比170億円引き上げた。毛籠勝弘取締役専務執行役員は損益分岐点の低下など「経営基盤の強化が着実に進んだ」と評価した。
北米事業の改善などでホンダも営業利益を同1400億円上方修正。販売奨励金が北米で21年10月以降、通常の半分の1000ドル(約12万円)からさらに10%強減少する。日産や三菱自動車は営業損益をそれぞれ同300億円、同100億円引き上げた。
トヨタは販売増などで21年4―12月期の営業利益が過去最高を更新。通期の営業利益見通しの9割以上に達するが従来予想を据え置いた。要因は新型コロナウイルス感染拡大や部品調達の停滞。生産台数見通しを従来予想比50万台引き下げた影響で販売台数の減少を織り込む。
SUBARU(スバル)も生産制約による販売減で、営業利益見通しの下方修正を余儀なくされた。
一方、スズキは生産台数見通しを従来予想比約24万台、三菱自は販売見通しを約2万台上方修正した。スズキはインドで生産する輸出車両を中心に半導体不足の影響を受けない車種が多く「台数をキープできた」という。
足元では燃料や原材料価格の高騰が、各社の業績を圧迫する。トヨタは資材の高騰が通期で営業利益を6300億円下げると見込み、「過去に例がないレベル」(同社担当者)と身構える。
- 2022年4月8日
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- 2022年4月6日
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伸光技研産業は、圧造メーカーとしてのノウハウを生かし、圧造用の超硬合金製金型の補修や製造を他社から受託する新規事業を始めた。従来、破損時に廃棄していた圧造金型を補修して再利用できるため、都度発生する調達コストや超硬の廃棄ロスを削減できる。補修は最短で即日対応が可能。初年度の売り上げ目標は1000万円。同事業を通じ、主力の圧造事業の販路拡大も図る。
専用設備として、3000万円を投じて荒加工から仕上げ加工まで1台で完結する円筒研削盤を導入した。圧造メーカーは通常、金型を破損や使用回数などの社内規定に応じて廃棄している。破損した金型は研削加工で補修すれば元のサイズより細い金型に転用できる。すでに圧造メーカーからの引き合いでテスト加工を進めている。
補修・新造ともに、図面通りではなく、自社の技術を加えて耐久性や精度が向上するような提案をする。営業面では関西ツール工業と協業する。金型の新造では外販以外に社内用として、外部調達から一部内製に切り替えてリードタイム短縮につなげる。
伸光技研の加藤聡典取締役工場長は「金型を新規作製するよりも脱炭素にも貢献できる」という。金型の知見を蓄積し、圧造品自体の品質も高めていく。
- 2022年4月6日
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- 2022年4月5日
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タンガロイは、焼入れ鋼の仕上げ加工用立方晶窒化ホウ素(CBN)インサート(刃先交換チップ)「STH形」を発売した。焼入れ鋼の外径仕上げ加工の高効率化が見込める。価格は主要型番の「STH300―SR BXA10」が1万3310円。初年度4000万円の販売を見込む。
同インサートは溝入れ加工用工具シリーズ「タング・カット」のインサートと互換性を持ち、同シリーズのホルダーに装着して使うことができる。
切れ刃の正面側に曲率半径の大きなワイパー切れ刃を備え、0・1ミリメートル程度の切り込みと、1回転当たり最大1・5ミリメートルの高送り条件で使うことで優れた加工面粗さが得られる。切れ刃側面のワイパー切れ刃により、立壁の仕上げ加工にも適する。
ロウ付け面積を広くできる「ウェイビー・ジョイント」形状を採用。高送り加工でも切削熱によるロウ材の軟化を防げる。
- 2022年4月5日
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- 2022年4月1日
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タンガロイは、カッターヘッドとシャンクの組み合わせによるモジュラーシステムに超硬シャンクを追加し、発売した。長い突き出しでも高い切削条件での加工が可能となる。価格はオープン。
鋼製に比べて剛性が高く、より高い切削条件での加工が可能。加工時間低減と生産性向上が見込める。びびりにも強いため、長い突き出しでの高能率加工に最適。また、内部給油にも対応。モジュラーヘッドの刃先に切削油を直接供給でき、特に掘り込み加工などの切りくず排出性が重要となる加工での高い性能を発揮する。
同システム「タング・フレックス」は、カッターヘッドとシャンク、ホルダーを組み合わせることで、加工長に合わせた最適なツーリングを実現する。
- 2022年4月1日
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- 2022年3月31日
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DMG森精機は心間3000仕様の超高精度複合加工機を発売した。最大3030ミリメートルの長尺加工対象物(ワーク)をワンチャッキングで加工可能。段取り替え作業を低減でき、長尺ワーク加工の工程集約を実現する。価格は7330万円(消費税抜き)から。エネルギーや航空宇宙、船舶分野などの分野向けに、年間40台の販売を目指す。
発売したのは「NTX2500―3000 2ndGeneration」と「同3000―3000 同」。ターニング用高性能主軸と、全長350ミリメートルの小型構造の旋削/ミーリング主軸を搭載し、1台でターニングとミーリングの全加工を行える。最大加工径80ミリメートル、最大加工長さ1300ミリメートルのロングツールにより、長尺ワーク加工の工程集約を実現する。
また、工具を最大246本収納できる大容量工具マガジンをはじめ、ロボットシステムや機内計測装置などの自動化・計測ソリューションも提供可能。加工時に発生する切りくずやミストに対応するための機能や装置も揃えた。
同複合加工機は従来、心間1500仕様で自動車や航空機、医療機器、金型分野向けに販売してきた。一方で近年、世界的な脱炭素化への取り組みの広がりに伴い、風力発電などのエネルギー分野や、航空機、船舶などの大型輸送手段における脱炭素化の開発が進み、大型・長尺ワークの高効率加工へのニーズが高まっている。
- 2022年3月31日
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- 2022年3月30日
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日本工作機械工業会(日工会)が発表した2021年の工作機械の受注実績(確報値)は、前年比70・9%増の1兆5414億1900万円で3年ぶりの増加となった。1兆5000億円を上回るのも3年ぶりで、過去4番目の受注額を記録した。中国が先行して回復し、年後半は欧米や国内でも回復傾向が強まった。
内需、外需とも3年ぶりに増加した。外需比率は前年比2・9ポイント増の66・9%と高水準に達したことから、日工会の稲葉善治会長(ファナック会長)は「外需主導で回復が進んだ」との認識を示した。
内需は新型コロナウイルスワクチン接種の進展や補助金採択案件の受注押し上げにより、コロナ禍前の19年(4931億8800万円)を上回り、3年ぶりの5000億円超えとなった。
業種別では全11業種で増加。主要4業種では、半導体関連や部品不足に伴う増産対応などで一般機械と電気・精密で回復が進んだ一方、自動車、航空機・造船・輸送用機械は他業種に比べると伸び率は低かった。
外需は3年ぶりに1兆円を上回り、過去2番目の受注額となった。地域別ではアジアが4年ぶりに増加し、過去2番目の受注額を記録。中国と台湾は過去最高額を更新した。欧州は3年ぶりの増加で、設備投資優遇策や展示会効果のあったイタリアをはじめ、ドイツやフランスなども2倍以上の伸び率となった。北米も3年ぶりの増加。特に米国はジョブショップや自動車など幅広い業種で需要が回復し、過去2番目の受注額に達した。
21年12月単月の受注額は前年同月比40・6%増の1392億2700万円で、14カ月連続の増加となった。4カ月ぶりの1400億円割れとなったが、11カ月連続で1000億円を上回った。
外需はアジアが18カ月ぶりに減少へ転じ、前月比もアジア、欧州、北米が減少したが、稲葉会長は「水準は依然高く、ドイツや中国では上向きの動きが見られる」と強調。今後の受注動向について、半導体製造装置関連の投資継続などの動きを踏まえて「第1四半期は総じて緩やかな回復基調が続く」との見通しを示した。
- 2022年3月30日
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- 2022年3月28日
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日本工作機械工業会(日工会)が発表した2021年の工作機械の受注実績(確報値)は、前年比70・9%増の1兆5414億1900万円で3年ぶりの増加となった。1兆5000億円を上回るのも3年ぶりで、過去4番目の受注額を記録した。中国が先行して回復し、年後半は欧米や国内でも回復傾向が強まった。
内需、外需とも3年ぶりに増加した。外需比率は前年比2・9ポイント増の66・9%と高水準に達したことから、日工会の稲葉善治会長(ファナック会長)は「外需主導で回復が進んだ」との認識を示した。
内需は新型コロナウイルスワクチン接種の進展や補助金採択案件の受注押し上げにより、コロナ禍前の19年(4931億8800万円)を上回り、3年ぶりの5000億円超えとなった。
業種別では全11業種で増加。主要4業種では、半導体関連や部品不足に伴う増産対応などで一般機械と電気・精密で回復が進んだ一方、自動車、航空機・造船・輸送用機械は他業種に比べると伸び率は低かった。
外需は3年ぶりに1兆円を上回り、過去2番目の受注額となった。地域別ではアジアが4年ぶりに増加し、過去2番目の受注額を記録。中国と台湾は過去最高額を更新した。欧州は3年ぶりの増加で、設備投資優遇策や展示会効果のあったイタリアをはじめ、ドイツやフランスなども2倍以上の伸び率となった。北米も3年ぶりの増加。特に米国はジョブショップや自動車など幅広い業種で需要が回復し、過去2番目の受注額に達した。
21年12月単月の受注額は前年同月比40・6%増の1392億2700万円で、14カ月連続の増加となった。4カ月ぶりの1400億円割れとなったが、11カ月連続で1000億円を上回った。
外需はアジアが18カ月ぶりに減少へ転じ、前月比もアジア、欧州、北米が減少したが、稲葉会長は「水準は依然高く、ドイツや中国では上向きの動きが見られる」と強調。今後の受注動向について、半導体製造装置関連の投資継続などの動きを踏まえて「第1四半期は総じて緩やかな回復基調が続く」との見通しを示した。
- 2022年3月28日
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- 2022年3月25日
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不二越は歯車加工の全プロセスを1台に集約した小型部品向け複合機「スカイビングギヤシェープセンタGMS100」を発売開始した。旋盤や穴開け加工機、歯切り加工機など複数の設備で構成したラインと比べ使用面積を54%削減できる。部品の高精度化・小型化が求められる電機・電子分野や電気自動車(EV)部品、小型ロボットに搭載する減速機などでの利用を想定する。価格はオープン。年間100台の販売を目指す。
GMS100は複数の加工工程を1台で担うため、加工対象物(ワーク)の搬送や段取り替えの手間、時間を削減できる。工程の集約によりエネルギーロスの低減や、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)にも貢献する。
不二越独自の精密同期制御により、歯車のスカイビング加工に加え、平歯車や、はすば歯車などの歯切りを行うホブ加工、旋削、穴開けなど歯車部品の全加工を1台で実現する。旋削や穴開けでは送り軸の高速オシレーション(軸方向の振動)制御により、切りくずを分離できる。
新開発の高トルクスピンドルと、工具ホルダーには工具取り付けを高精度・短時間化する保持機構「キャプト」を採用した。歯車の加工精度は日本産業規格(JIS)で「N5級以上」を確保した。
対象ワークは外径3ミリ―100ミリメートル。機械の大きさは幅2425ミリ×奥行き3320ミリ×高さ1650ミリメートル。
- 2022年3月25日
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- 2022年3月24日
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日本精密機械工業会(日精工)がまとめた2021年の小型工作機械の年間受注実績は、前年比83・4%増の1576億7409万円で3年ぶりの増加となった。世界的に経済活動が本格再開され、中国や欧米、日本を中心に幅広い産業で設備投資が拡大。18年実績(1585億1900万円)と同規模となり、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に回復した。
機種別では、受注額全体の約6割を占める数値制御(NC)小型旋盤が同96・2%増の916億7076万円。
次いでNC小型研削盤が同99・3%増の88億3888万円、小型マシニングセンターが同44・3%増の61億9572万円、NC小型フライス盤が同62・5%増の49億6750万円となった。
輸出総額は同90・4%増の1061億2571万円。輸出比率は同2・5ポイント上昇し、67・3%だった。
また21年10―12月の受注実績は、前年同期比30・3%増の371億7982万円となったものの、前四半期との対比では2四半期連続の減少だ。年央以降、中国での需要の伸びが鈍化した影響とみられる。
- 2022年3月24日
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- 2022年3月23日
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山善はHILLTOPが開発した部品加工プログラムの自動作成ソフトウエアサービス「COMlogiQ(コムロジック)」を開始した。基本料金15万円(消費税抜き)と、プログラミングする部品数に応じた従量課金制の使用料で構成。50種類の部品の加工プログラムを作成する場合は47万円(同)となる。
コムロジックに加工部品の3次元(3D)データを送信し、穴・交差情報を指示することで、数値制御(NC)データといった加工プログラムや加工手順書を自動作成する。山善では販売店を通じて、アルミニウム・樹脂部品の試作や多品種小ロット製造の加工メーカーに提案する。
山善の取り扱う5軸マシニングセンター(MC)のオプションとし、第1弾として松浦機械製作所(福井市)の5軸立型MC「MX―330」と組み合わせる。自動作成ソフトは理論上、全ての5軸MCに対応可能としており、実証が終了次第、他機種や他社製品へも順次拡大していく方針だ。初年度で10セットの成約を目標にする。
コムロジックはSaaS(サービスとしてのソフト)によって展開。ヒルトップが数十年蓄積した切削部品加工の加工データと、工程設計や形状認識などの人工知能(AI)を組み合わせ、生産現場において作業負担が大きい加工プログラムの作成と、加工機械の操作を自動化する。
加工部品によるが、同ソフトを使うことで作業時間を約4分の1に短縮できるという。加工結果をAIにフィードバックし、加工プログラムをより最適化する仕組みも構築する。
- 2022年3月23日
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- 2022年3月22日
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村田機械は中国・上海市で物流機器を手がけるL&A(ロジスティクス&オートメーション)事業の工場を新設する。世界的な物流機器の需要増加で国内工場はフル生産が続く。大きな市場成長が見込める中国で、同事業初の生産拠点を構えて現地ニーズに対応する。自動倉庫のスタッカークレーンを2022年度に年産30台から始め、26年度には同300台へ引き上げる計画だ。
延べ床面積4310平方メートルの賃貸工場で4月の生産開始に向けた準備に入った。賃貸で初期投資を約1億円に抑えた。物流業務を自動化・効率化する自動倉庫で、ラック間に設置するスタッカークレーンは基幹設備。
日本や欧米などの先進国と同様、中国でもeコマース(電子商取引)を含む流通業界向けや車載用電池、医薬・医療の工場向け、食品・飲料関連、病院の院内物流向けがターゲット。中国では新しいアイデアの採用や要求が多く、現地化で顧客ニーズに柔軟かつ素早く対応する。中国のL&A事業は現状、売上高20億―30億円規模。早期の100億円達成を目標にする。
同社L&A事業の21年3月期は売上高817億円。22年3月期は前期比21・5%増の同993億円を見込んでいるが、旺盛な需要を背景に上振れを想定しているという。
22年3月期は半導体工場向け搬送システム(クリーンFA)事業と繊維機械事業も好調に推移。クリーンFA事業の22年3月期は現段階で期初予想を大きく上回る前期比72%増の約1347億円を見込む。
村田機械の22年3月期連結売上高は期初予想3728億円に対し、前期比51・9%増の3900億円ほどに上振れ、過去最高を更新すると見込む。
- 2022年3月22日
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- 2022年3月16日
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プロトラブズは、金属切削加工品を対象に、納期を7、12営業日にすると価格を割引するオプションを始めた。同社の標準の納品は3営業日。7営業日にすると標準より最大18%、12営業日なら同27%割り引く。同社は割高で短納期にするオプションを2021年に始めており、利用者の状況に応じ幅広く納期を選択できる。
製造業の部品・材料不足を受け、製品組み立ての際に部品がそろうまで待つケースが出ている。そのため「時間がかかっても安く切削材がほしいというニーズがある」と判断した。
長納期オプションは米国で21年8月に先行して始めており、ノウハウを生かして新規ユーザーを獲得する。樋口リーダーによると、3次元CADデータを使い必要な数量をオンデマンド製造するなど納品までオンライン上で完結するため、コロナ禍で求められる非対面、非接触を実現している。
プロトラブズは米プロトラブズが06年に設立、09年に事業を開始した日本法人。樹脂や金属製のカスタムパーツの試作や切削加工などを手がけている。
- 2022年3月16日