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- 2023年10月24日
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カッター産業は、初の自社商品としてハステロイなど耐熱合金の加工に適した超硬合金製エンドミルを発売した。刃の外径が10ミリ、12ミリ、16ミリメートル、刃形は4枚と6枚で、仕様は計6種類。コーティングは変更可能。消費税抜きの価格は仕様によって異なり8000円から。当面は受注生産で対応し、将来は主力である工具の再研磨事業などに次ぐ新たな柱に育てる。
工具再研磨の顧客から、より耐久性が高い工具を求める依頼を受けて開発に着手した。材料メーカーや加工業者からの情報収集から始め、試作品によるテストを重ねながら、耐熱合金の加工に向いた海外製の特殊材料とコーティング、刃の形状の組み合わせなどを見いだした。
刃形は底刃の角度が不均一な「不等分割」と、刃のねじれの角度が2枚おきに異なる「不等リード」で、加工精度に影響が出る振動を抑制する。開発を依頼した顧客が新開発のエンドミルでハステロイを加工したところ、従来使用品に比べて工具寿命が10倍に延びたという。
松本社長は初の自社製品について、「主要顧客である自動車産業以外に耐熱合金の加工など幅広いニーズを探りたい」と狙いを話す。
- 2023年10月24日
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- 2023年10月20日
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和井田製作所のインサート研削盤の旗艦機種「APX―50F」の販売が好調。2021年の発売以来、性能の高さが徐々にユーザーに浸透し、「コンスタントに受注がある」という。
インサートは「スローアウェーチップ」とも呼ばれる。三角や四角の形状で、角をすべて切削用に研削するため、従来は複数の研削盤が必要だった。APX―50Fは全自動複合タイプで、同分野で国産初の5軸制御機。刃先やブレーカー(すくい)を含めて全部位を1台でワンチャック加工できる。
これにより工程を集約して段取り替えを減らし、生産性を追求できる。高精度に加え、海外製の競合機より設置面積を切り詰めた点も特徴だ。「受注はさらに増える」と森下社長。工具研削盤事業の増収をけん引する。
- 2023年10月20日
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- 2023年10月19日
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ゴードーソリューションは、工作機械の稼働監視システム「ナスカ・ネオ・リンカ」に新機能を追加し、提供開始した。工作機械の工具補正値などの遠隔変更、機械の停止要因などの登録の2機能。オペレーターの作業負荷軽減や機械の稼働率向上につなげる。両機能ともサブスクリプション(定額制)版の年間使用料は13万2000円(消費税込み)、パッケージ版は43万5600円(同)。各機能で年間10社への販売を目指す。
遠隔変更機能の「設備パラメータ設定」は、加工対象物(ワーク)が指定した寸法であるかを測定した後、必要に応じて工具補正値を変更する作業をスマートフォンなどで実施できる。
産業用ロボットを組み合わせたラインでも、同機能を利用することで、機械を止めて安全柵内に入って操作盤に触れる手間と停止時間のロスをなくせる。
試験導入したユーザー企業では、5%の生産性向上の効果が得られたという。当面はファナックの数値制御(NC)装置のみに対応し、そのほかのNC装置にも随時対応を広げる。
もう一つの機能の「手動入力」は、システムが検知した機械停止時間に対して、後から関連する停止理由を選択して入力可能。停止理由はユーザーが自由に設定できる。
蓄積したデータは任意の期間で集計して停止時間や回数を確認できる。記録した稼働時間に社名やワーク名を選択するといった使用方法にも対応する。
- 2023年10月19日
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- 2023年10月17日
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日刊工業新聞社がまとめた工作機械主要4社の9月の工作機械受注実績は、前年同月比18・1%減の310億2300万円となり、7カ月連続で前年を下回った。前月比では3・7%増と2カ月連続で増加した。金利の引き上げやインフレの影響、景気の減速などを理由に設備投資の様子見が続くが、地域や顧客ごとに投資の動きも見られた。(総合1参照)
4社合計の国内は前年同月比30・4%減と、11カ月連続で減少。輸出は同12・4%減と2カ月ぶりの減少に転じた。前月比では国内が5・3%減と3カ月ぶりに減少したが、輸出は7・6%増と2カ月連続で増加した。
オークマは国内が前月比3・1%減少した一方、輸出は同13・9%増と堅調だった。国内や中国で設備投資を様子見する動きが見られたが、「航空機向けなどで欧米は強く、インドでは農機や一般機械向けといった幅広い産業で好調に推移した」。
牧野フライス製作所は、国内、中国、米国といった主要市場で受注に勢いがなかったが「インドは自動車向けを中心に前年を上回った」。芝浦機械は輸出が前年同月比10・0%増と4カ月ぶりに増加。超精密加工機で欧州でカメラレンズ向け、中国で車載カメラ向けを受注した。
ツガミは輸出が前月比12・6%増と2カ月連続で増加。同社幹部は主力の中国を中心とした市場環境について「調整局面が続いている。足元の状況からさらなる底割れの懸念は少ない」と見る一方、インドの受注は堅調で「設備投資は計画通り進める」とした。
今後について、牧野フライス製作所は欧米で航空機向けなどの受注回復に期待する一方、「短期では2022年の半導体製造装置向けのような全体をけん引する産業は見えていない」と認識。オークマは「24年から半導体関連向けなどが上がる見込みだが、いつ頃数字につながるか見守っている」と慎重に見る。
4社の4―9月期の受注実績は前年同期比13・5%減の1852億円と低調だった。
- 2023年10月17日
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- 2023年10月16日
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木村鋳造所が産業用ロボットを活用して、工作機械の部品として用いる中・小型鋳物を完全自動で作る実証試験を群馬製作所で進めている。鋳物の納入先であるオークマの協力の下、従来手法の手込め造型において、砂型加工から注湯に至る工程を自動化する新手法を開発。各工程で一貫してデジタルデータを用いるデジタル変革(DX)や3Dプリンターでの中子製作による木型の省略といった施策も併せて推進し、画期的な成果を上げている。
実証の狙いについて木村鋳造所の木村寿利社長は語る。その取り組みの場となっている実証ラインは「造型」「加工」「型合わせ」と工程別に分かれたセルで構成。造型セルと加工セルに1台ずつ、型合わせセルに2台と計4台のロボットを配して、各工程を自動化している。
造型セルでは造型機で500ミリ角×高さ200ミリメートルの砂のブロックを作った後、従来、人がしていた砂の清掃などをロボットが実行。その後、加工セルのロボットがブロックを削って、砂型の形をかたどる。そして、砂型に中子を挿入したり、上下型の型合わせをしたりするのは型合わせセルのロボットだ。
人手による品質のバラつきを排除したことで部品の形状精度は向上。パーティングライン(上型と下型の型合わせ面の隙間・ズレによって生じる鋳物の突起)に発生するバリの除去工程も省略できる。一つの砂型上に複数種の部品を所要量に応じてレイアウトできるので、多品種少量や変種変量製品にも適応しやすいという利点もある。
中子は3Dプリンターで製造するため、木型の設計・製作は不要になった。木型の保管・管理・補修といった関連業務もなくなり、それらの省力化の効果も大きい。
また、製造に必要なデータは、納入先のオークマの部品の3Dデータから一貫で効率的に生み出す方法を編み出した。
オークマが部品の形状の3Dモデルのデジタルデータを生成。それを基に、木村鋳造所が砂型や中子に必要なデータを作って、それぞれの生産に活用する。
こうしたデジタルデータの連携での鋳造について、オークマ製造本部生産技術部の一木洋介部長は「デジタルと無縁だった鋳物の世界ががらりと変わる」と話す。
これらの施策で、既に従来の4分の1の人員での夜間・休日の連続稼働や、2週間のリードタイムの最短3日への短縮を実現しつつ、製造コストは従来と同等以下という成果が出ている。
今後は、データ連携をもとにオークマが納入後の鋳物部品の切削加工をすることで、鋳造後の切削加工工程を鋳造工程と結合させる取り組みを2023年度内に実施する予定。一層の効率化に向け、新手法にさらなる磨きをかける考えだ。
- 2023年10月16日
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- 2023年10月13日
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新東工業は、表面処理関連会社のフランスのエラティコスを子会社化すると発表し、全株式を約2億6000万ユーロ(約408億円)で取得する。譲渡日は2024年5月末ごろまでを予定。
同社はフランスに拠点を置き、表面処理関連製品やサービスを展開。欧州や北南米のほか、インド、中国といった新興国にも多くの顧客を持っており、近年はEコーマスのプラットフォーム開発や人工知能(AI)活用にも取り組んでいる。同社の顧客販売チャネルを活用することで、新東工業の取引先拡大が期待できると判断した。
米投資会社ブラックストーンが運営する三つのファンドとその他の株主から全株式を取得する。24年3月期の新東工業の業績への影響は今後、開示する予定だが、軽微としている。
新東工業はショットブラストマシンや投射材、研磨剤の製造販売をする表面処理事業でグローバル展開をする顧客に対し、各地域の拠点から製品・サービスを供給できる体制の構築を進めている。
- 2023年10月13日
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- 2023年10月12日
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ブラザー工業は同時5軸制御機能を搭載した主軸30番テーパの小型マシニングセンター(MC)「U500Xd1―5AX」を発売した。大型の傾斜ロータリーテーブルを搭載して多面加工を可能にした従来機種「U500Xd1」に、同時5軸機能を付けた追加モデルとなる。価格は1355万円(消費税抜き)。
ポンプや発電機、自動車のターボチャージャーなどで使用するインペラ、人工骨などの加工での利用を想定。立体的で複雑な形状の部品加工ができ、滑らかな曲線形状が必要な部品にも適する。
U500Xd1および同5AXは、主軸30番の小型MCながら、治具エリアを最大限に広くなるように設計した傾斜ロータリーテーブルを標準で搭載。小さい本体サイズを維持しつつ、従来モデルや小型複合加工機より大きな加工対象物を扱えるようにした。
また、工具交換装置は工具収納本数が従来からの14本、21本のタイプに加え、28本も選択できるようにし、複雑化、大型化する部品加工のニーズにも対応する。
- 2023年10月12日
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- 2023年10月10日
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タンガロイは、超硬合金などの高硬度非鉄金属の旋削加工に最適な多結晶ダイヤモンド(PCD)材種「DX200」を発売した。アイテム数は7種で、消費税込みの標準価格は主な型番の「1QP―CCGW060204F DX200」が1万2760円。初年度400万円の販売を見込む。
新製品は同社PCD材種シリーズの中で最も高い硬度を持ち、バインダー成分を含まないダイヤモンド100%の材種。高硬度非鉄金属の加工で高い耐摩耗性を発揮するほか、優れた加工面品位を実現する。
コバルトを含まないため、不純物の混入が許されない医療製品や半導体ターゲット材などの特殊な被削材加工にも適する。旋削加工用のインサート工具(刃先交換式バイト)に取り付ける刃先の各シリーズに新材種を加えることで、幅広い高硬度非鉄金属加工に対応する。
- 2023年10月10日
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- 2023年10月5日
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かいわは、研削加工時の機械振動を削減する技術を開発した。2種類のおもりを装着できるようにした砥石を固定する部品(フランジナット)を使うことで、砥石の回転時に生じる振動を最大99%削減できる。プレス成形用金型の部品製造をはじめとする、形状・寸法精度や鏡面性を必要とする面粗さの品質基準が厳格な分野に向けて提案する。
フランジナットに2段溝の加工を施し、2段目の溝に砥石のアンバランスを整える補正おもりを取り付け、1段目の溝には7グラムのバランスピースを取り付ける。最初に補正おもりで砥石のアンバランスを整え、微調整を一般的なバランスピースより軽い7グラムのバランスピースで行うことで調整精度を高めて、砥石のアンバランスに由来する振動を削減する。振動が減ることで加工品質や研削盤と砥石の寿命向上につながる。
同技術を活用し、最大深さ15ミリメートルの溝を旋削加工したフランジナットと8―40グラムの補正おもり、バランスピースで構成する補正おもり対応リング「BRENNER(ブレンナー)」を製品化。岡本工作機械製作所の研削盤のユーザーや新規購入時のオプションとして販売する。かいわが製作し、岡本工作機械製作所が販売を担う。消費税抜きの価格は20万円から。
従来、直径355ミリメートル、幅38ミリメートルの60番手の砥石を毎分1500回転させると、2200ナノメートル(ナノは10億分の1)の振動が発生していた。同条件でブレンナーを使用すると15ナノメートルまで低減できるという。
当面、補正おもり対応リングは岡本工作機械製作所の各種研削盤のみに対応するが、順次他メーカーの研削盤にも対応する予定。
- 2023年10月5日
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- 2023年10月4日
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日本工作機械工業会と東京ビッグサイトは、2024年11月5―10日に東京ビッグサイトで32回目となる日本国際工作機械見本市(JIMTOF2024)を開くと発表した。併催企画として出展者と学生をつなぐ「アカデミックエリア(仮称)」を設け、22年開催の前回に続き積層造形(AM)関連の展示も実施する。
都内で開いた会見で日工会の柚原一夫専務理事は、アカデミックエリアについて「次世代を担う学生と現役世代の交流の場を創出し、未来の人材への技術のたすきをつなぎたい」と強調した。
出展規模は過去最大の22年(5618小間)を上回る5700小間、来場者は13万人(22年は11万4158人)を見込む。東京ビッグサイトの津国保夫常務取締役は、東西の展示棟に加え「南展示棟を含む過去最大規模で開催する」とした。
同見本市では脱炭素、労働力不足、サプライチェーン(供給網)強靱(きょうじん)化への対応といった製造業の課題解決につながるモノづくりの提案が期待される。また世界の金属AM装置市場は30年に21年比4・3倍の約1兆5320億円に拡大するとされ、日工会では成長産業と見て22年と同等の展示規模を目指す。
- 2023年10月4日
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- 2023年10月3日
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日進機械製作所は、箱に整列せずに入った加工対象物(ワーク)を取り出しセンターレス(芯なし)研削盤に投入する作業を自動化できる「バラ積みピッキングシステム」を発売した。ロボットと専用チャック、3次元(3D)ビジョンカメラとローダーの組み合わせで構成。主力製品であるセンターレス研削盤の動作に適応した。消費税抜きの価格は仕様で異なり、1000万円から。初年度は10台の受注を目指す。
ロボットはワークの取り出しと加工済みのワークのパレットへの整列を担当し、ローダーが研削盤へのワークの装着と加工品の排出を行う。
ロボットはカメラで箱の中の材料を認識し、用意した3パターンのつかみ方から最適な方法でワークを取り出す。その後、ローダーに付属する受け皿に置く。ローダーは研削盤にワークを装着する。
加工後にローダーが研削盤から加工済みのワークを排出し、それをロボットが回収して、パレットに整列する。
カメラはキーエンス製で、ロボットはファナック製を採用した。ワークが3パターンでつかめない位置にある場合は、ロボットが山を崩すか箱を揺らして姿勢を調整することで、整列していないワークでも確実に取り出せるようにした。
- 2023年10月3日
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- 2023年10月2日
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日本鍛圧機械工業会(日鍛工)は、2023年暦年の鍛圧機械の受注額見通しを22年12月予想比15億円増の3730億円(前年比微増)に上方修正した。国内で政府の支援策、海外では半導体不足の緩和や電気自動車(EV)関連の設備投資が期待できると予想。日鍛工では「23年は新たに大きな懸念材料は見られず、22年と同程度で受注は推移する」と見る。
国内の受注額見通しは22年12月予想比35億円増の1600億円(前年比0・1%増)と予想。政府の経済対策による下支えとともに、自動車生産の回復や半導体関連などへの投資継続を見込む。鍛圧機械メーカー幹部は「サプライチェーン(供給網)見直しに伴う国内生産回帰の動きも需要を下支えしている」との見方を示す。
輸出は同30億円減の1250億円(同0・5%増)を見込む。日鍛工では中国経済の停滞やロシアのウクライナ侵攻による原材料やエネルギー価格の高騰といったマイナス要因が続くと予想。一方、欧米を中心にEV対応による設備投資や、東南アジアやインドなどの新興国市場でコロナ禍後の回復への期待も織り込んだ。
機械別ではプレス系機械が同5億円増の1550億円(同0・6%増)と予想。EV化対応は国内外で強弱はあるが底堅く、「まだまだ新規投資需要が期待できる」と想定する。
板金系機械は同横ばいの1300億円(同0・2%減)と見込む。各種経済対策などによる下支えに加え、都市再開発を含む社会インフラ整備への建材関連も堅調と予想。「調整局面と見える半導体装置関連も後半に持ち直すものと見られる」としている。
23年の総受注額は過去20年間で3番目の高水準となった22年をわずかに上回る見込み。各社は生産を拡大して22年に積み上がった受注残の解消などを進める一方、環境負荷低減や省人化、自動化などの根強い需要への対応が求められそうだ。
- 2023年10月2日