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- 2022年1月19日
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タンガロイは、ステンレス鋼の旋削加工用材種に、高速切削に最適な化学気相成長(CVD)コーティング材種と、断続加工および重切削用の物理気相成長(PVD)コーティング材種を追加し発売した。価格は代表型番の「CNMG120408―SDM T6215」が1034円(消費税込み)。初年度1億800万円の販売を見込む。
CVDコーティング材種「T6215」は、厚さが従来比3割増のコーティング膜を採用し、耐摩耗性を高めた。最外層には逃げ面摩耗に効果的な高硬度外層を採用。高速切削での連続加工でインサート(刃先交換チップ)の長寿命化を実現する。
PVDコーティング材種「AH6235」は、チタン高含有で耐熱性の高い厚膜PVDコーティング膜を採用。すくい面のクレーター摩耗を抑えられる。靭(じん)性の高い専用母材により、耐欠損性に優れ、断続加工や大きな切り込み加工でも高い信頼性を発揮する。
- 2022年1月19日
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- 2022年1月18日
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日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がまとめた11月の新車販売台数は、前年同月比14・4%減の35万2455台と、5カ月連続でマイナスとなった。減少幅は10月の同31・3%減、9月の32・2%減と比べ改善した。半導体など部品不足に伴う減産で新車の供給が滞り、販売が低迷した。足元で生産挽回の動きもあるが、部品調達難は続いており、新車販売の見通しは不透明だ。
登録車の販売台数は同13・4%減の21万9276台と、3カ月連続で減少した。うち小型乗用車は同5・8%減の7万6822台と、6カ月連続のマイナス。11月単月として過去最低だった。
軽自動車の販売台数は同16・0%減の13万3179台と、6カ月連続で減少した。減少幅は10月の同33・2%減、9月の同35・9%減と比べ改善傾向にある。全社が前年を下回った。全軽自協の担当者は部品調達難が続いている。
- 2022年1月18日
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- 2022年1月14日
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乗用車メーカー8社が発表した10月の生産・販売・輸出実績によると、8社合計の世界生産台数は前年同月比24・2%減の184万8125台で、4カ月連続で前年を下回った。半導体不足や、東南アジアでの新型コロナウイルス感染再拡大などの影響による部品不足が響いた。ただ同35・5%減だった9月に比べると、マイナス幅は縮小した。11月以降の生産も回復傾向にある。
8社合計の国内生産は、同40・2%減の48万1630台となった。トヨタ自動車は同50・9%減で3カ月連続、日産自動車は同44・9%減で2カ月連続のマイナス。三菱自動車以外の7社が前年実績を下回った。三菱自はスポーツ多目的車(SUV)「アウトランダー」の生産台数が増えた。8社合計の輸出は同43・4%減の22万6662台と、大幅に減少した。
8社合計の国内販売は同32・0%減となっており、生産の落ち込みが販売にも影響を及ぼした。ホンダがSUV「ヴェゼル」を中心に受注は好調とするなど、需要は底堅い。
部品供給の状況などが改善傾向にあることから、生産の落ち込みは底を脱したと見られる。11月のトヨタの世界生産は85万―90万台と、単月として過去最高水準の見込み。
- 2022年1月14日
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- 2022年1月12日
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日本工作機械工業会(日工会)が発表した10月の工作機械受注実績(確報値)は、前年同月比81・5%増の1492億2200万円で12カ月連続の増加となった。1400億円を上回るのは2カ月連続。外需では欧米の伸びが顕著だったほか、内需も回復傾向が継続した。
期末効果で受注が増える9月比でも8年ぶりの増加。25日会見した稲葉善治会長(ファナック会長)は「実需として不調な地域を探すのが難しいくらい、マーケットは全般的に好調だ」と強調した。
内需は前年同月比74・1%増の502億8900万円で、8カ月連続の増加。500億円を上回るのは2カ月連続で、10月としては3年ぶりとなる。半導体製造装置関連や各種産業機械、医療機器など「多様な分野で需要が喚起されている」(稲葉会長)ことから全11業種で増加。航空機・造船・輸送用機械は34カ月ぶりに30億円を上回った。
外需は同85・5%増の989億3300万円で12カ月連続の増加となった。950億円を上回るのは40カ月ぶり。「先進国で力強さが一段と増している」(同)状況で、業種も電気自動車(EV)向けをはじめとする自動車や一般機械など幅広い。地域別では、欧州が13年4カ月ぶりの250億円超え、北米が37カ月ぶりの300億円超え。アジアも3カ月ぶりの400億円超えで、中国は横ばい傾向が続く一方、大型受注があったタイとインドが大きく伸びた。
日工会では、今後も部品不足や部材・輸送費用高騰の懸念は残るものの、好調な受注環境については「当面続くとみている」(同)とした。
- 2022年1月12日
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- 2022年1月6日
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住友電気工業の産業素材事業は、祖業である銅線を細く伸ばす伸線の加工技術を今に受け継ぐ。伸線用の超硬合金工具から出発し人工ダイヤモンド、ダイヤに次ぎ硬い立方晶窒化ホウ素(CBN)など最先端の素材を早くから開発してきた。多様な産業素材の中でも、稼ぎ頭は超硬合金の切削工具。住友のシンボルである井桁(いげた)に由来する「イゲタロイ」のブランドで業界トップ級を走る。
切削工具部門(ハードメタル)はコロナ禍で売上高が2021年3月期に840億円と前期比9・6%減少したが、22年3月期に1023億円と同21・8%増加する見込み。東南アジアなどを除き、売上高の大半を占める海外や国内が持ち直す。素材事業を率いる常務は「伸び率は業界平均を上回ると思う」と手応えを示す。
住友電工の強みは素材からの一貫した開発戦略にある。切削工具もその典型で、硬いものを効率よく削る工具のもとになる冶金から力を入れてきた。「素材の善しあしが基礎になる」とぶれることはない。会長は「うちは全般に市場より技術を見過ぎる癖がある」と冷静ながら、世界一を目指す技術志向が成長の原動力になってきたのも間違いない。
産業素材とともに社歴を歩んできたが「これまでと同じでは確実に需要が減るだろう」と市場の激変を覚悟する。電動車が増えれば、切削工具を多く使うエンジンなどの機械加工が激減してしまうからだ。「切削工具事業は自動車にどっぷり依存していない」が、顧客の課題解決を指向する事業戦略を強める方向だ。
まだ機械加工は技能者の勘に頼りがち。そこで、抵抗値や音などのデータで善しあしや工具寿命を予測するなど新たな技術支援サービスの開発に注力する。工具のデータを基に加工を評価する手法で付加価値を高める。技術と市場の両面を見据え、変革期を勝ち進もうとしている。
- 2022年1月6日
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- 2022年1月5日
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オークマは、難削材加工に特化した大型立型コンピューター数値制御(CNC)旋盤「VT1000EX」を2022年春に発売すると発表した。ターボチャージャー(過給器)などに用いる難削材「インコネル718」の場合で、加工時間を従来の2分の1にできる。消費税抜きの価格は6750万円。
難削材の超重切削ができる新主軸を標準搭載した。最大出力は同クラス機比8割増の55キロワット、最大トルクは同2倍の5310ニュートンメートル、軸受内径は同3割増の260ミリメートル。設置面積は同等で、軸移動量はX軸で4割増の650ミリメートル、Z軸で2割増の1000ミリメートルで、最大加工容量を直径1000ミリ×高さ1000ミリメートルとした。
チタンやステンレス、インコネルなどの難削材は強度や耐熱性、耐食性が高く、風力発電などのエネルギー関連、航空宇宙、建設機械などで加工需要が増えている。加工に加え工具交換の時間も短縮し二酸化炭素(CO2)排出量を従来機より32%削減できる。切り粉が堆積しにくい構造で連続稼働時間も延ばした。
- 2022年1月5日
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- 2022年1月4日
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乗用車7社の2021年4―9月期連結決算が出そろい、トヨタ自動車など4社が22年3月期連結業績予想で当期利益または当期損益を上方修正した。奨励金の抑制など販売の収益性改善や為替の円安傾向が利益を押し上げる。一方、半導体など部品不足に伴う減産で世界販売見通しの引き下げが相次ぎ、影響が大きかったホンダなど2社が当期利益を下方修正した。
営業利益や営業損益見通しではトヨタや日産自動車など3社が上方修正した。減産により業界全体で新車が不足し、販売店に支払う奨励金が下がっていることが各社の利益を押し上げる。日産は足元で米国や日本などで新型車の販売が好調に推移。「新型車に織り込んだ価値に基づいた価格設定」(アシュワニ・グプタ最高執行責任者〈COO〉)で販売の収益性を改善する。
トヨタや三菱自動車は利幅の大きいスポーツ多目的車(SUV)の販売が堅調に推移。マツダは減産影響下で「米国や豪州など販売が好調な市場への供給を優先し、リーンな在庫による収益の最大化」(藤本哲也常務執行役員)に取り組む。
為替の円安基調も各社の利益を押し上げるが、鋼材や銅などの原材料価格の高騰が利益を圧迫する。トヨタの近健太取締役は「円安の影響を除けば資材高騰などにより、実質は下方修正になる」との厳しい見方を示す。
一方、部品不足の影響で全社が22年3月期の世界販売見通しを下方修正し、期初計画と比べた減少幅は、同計画を未定としたスズキを除く6社合計で190万台を超える見込み。6社の21年3月期の世界販売実績は2063万台で、約1割が失われる計算になる。
期初計画と比べ影響が大きかったのがホンダで80万台の販売減を見込む。倉石誠司副社長は「年明けから生産が回復する見込みだが、今期中の挽回は難しい」と述べた。17万台の販売減を見込むSUBARU(スバル)の中村知美社長は「挽回のめどが立つほど半導体の供給はいまだ安定していない」とした。
- 2022年1月4日
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- 2021年12月30日
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日刊工業新聞社がまとめた10月の工作機械主要7社の受注実績は、前年同月比53・3%増の357億6800万円で、11カ月連続の増加となった。これまでに比べて伸び率は下がってきたものの、国内、海外とも良好な受注環境が持続。11月以降についても「高い水準で推移するだろう」(オークママーケティング室)との期待もある。
国内は前年同月比43・7%増の139億5400万円だった。牧野フライス製作所の国内受注は半導体製造装置や自動車向けのほか、航空機向けも受注した。オークマは半導体製造装置や建設機械などに加え、「自動車にも動きが出てきた」(マーケティング室)。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言解除に伴って今後の需要回復の加速に期待する声も上がる。OKKは「地域間移動も緩和され、受注環境は良くなる」(管理本部)と見込む。
輸出は同60・1%増の218億1400万円で、8カ月連続の200億円超え。ジェイテクトは、北米や欧州を中心に全地域での自動車・自動車部品関連でスポット受注があった。芝浦機械は、中国で半導体や風力発電向けに横中ぐり盤などの受注が増えたほか、米国とインドでも立旋盤などを受注。ツガミは強みの中国で幅広い業種で受注が拡大。「勢いは落ち着いてきてはいるが、順調に推移している」(同社幹部)という。
今後も好況が見込まれる一方、部品不足による機械納期への影響が懸念される。牧野フライス製作所は「部品調達は今が一番厳しいが、これを乗り越えれば納期遅延リスクも解消に向かうだろう」(経営企画室)とみる。
- 2021年12月30日
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- 2021年12月29日
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タンガロイは、最小加工径4・5ミリメートルに対応する世界最小径クラスのヘッド交換式ドリル「アド・マイスター・ドリル」を発売開始した。計21アイテムで構成。価格は主要型番の「TID045R06―5」が5万270円(消費税込み)。初年度800万円の販売を見込む。
再研削レスやそれに伴うドリル管理の簡略化、セットアップ時間の短縮ができるヘッド交換式。新開発の専用キーで、小型ヘッドでも迅速で確実なヘッド交換を行える。ボディーに特殊なクーラント穴形状を施したことにより、切りくず排出性の向上と安定した加工を実現する。
ヘッドは、汎用性の高い第一推奨のDMP形にAH725材種を設定。あらゆる被削材で安定した寿命を達成し、高能率な小径穴開け加工が可能となる。
- 2021年12月29日
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- 2021年12月28日
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DMG森精機は、高速主軸「スピードマスター」の新モデルを発売した。最高回転速度が従来比最大2倍となる毎分3万回転の仕様で、加工時間を大幅に短縮できる。価格は220万円(消費税抜き)。
発売した「スピードマスター30k」は、同社の横型マシニングセンター(MC)と立型MC、5軸制御立型MCの機種に搭載可能。高出力モーターの搭載により、3万回転でも一般的な鋼材の荒加工から仕上げ加工まで幅広い加工に対応する。
主軸ラビリンス構造を強化したことで、主軸内への切削液(クーラント)の浸入を防げる。高剛性なベアリングを採用し、主軸回転時の振動を抑制。高精度加工により面品位が向上し、金型加工後の人手による磨き作業を低減できる。カートリッジ構造により、主軸交換作業を大幅に短縮できるほか、3年間の無償保証を設定した。
加工時間の短縮により、二酸化炭素(CO2)排出量や消費電力を削減でき、生産現場の環境負荷低減にもつなげられる。
- 2021年12月28日
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- 2021年12月27日
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日本工作機械工業会(日工会)が発表した10月の工作機械受注実績(速報値)は、前年同月比81.5%増の1492億1800万円で、12カ月連続の増加となった。内需、外需ともに大幅に増加し、2カ月連続で1400億円を上回った。年度の上期末で受注水準が高まる9月と比べても3.2%増となり、回復の勢いがさらに増している印象だ。
内需は前年同月比74.0%増の502億8600万円で、8カ月連続の増加となった。500億円を上回るのは2カ月連続。半導体などの部品不足が続く中、半導体製造装置関連などのメーカーでは増産の動きがあり、「部品を作るための需要が工作機械への投資を後押ししている」(日工会調査企画部)もよう。また、政府の補助金による押し上げ効果も加わったとみられる。
外需は同85.5%増の989億3200万円で、12カ月連続の増加となり、前月比でも2カ月連続の増加。中国では電力不足などによるリスクは残るものの比較的堅調に推移したほか、欧州では10月に開かれた欧州国際工作機械見本市(EMO)で受注を上積みしたようだ。
受注回復に力強さが増している一方で、部品・部材の逼迫(ひっぱく)状況はまだ解消されていない。そのため、ユーザーが部品不足による機械の納期遅延を懸念し、内需の一部は「先行発注の印象が強まっている」(同)という。
- 2021年12月27日
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- 2021年12月23日
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日本精密機械工業会(日精工)がまとめた2021年7―9月期の小型工作機械受注実績は、前年同期比97・1%増の388億3307万円で、4四半期連続の増加となった。中国や欧米など国内外で需要が拡大しており、回復傾向が続いている。
機種別の受注額は、数値制御(NC)小型旋盤が前年同期比2・0倍の222億1923万円、NC小型研削盤が同2・9倍の24億7136万円、NC小型フライス盤が同95・2%増の11億8635万円と、それぞれ大きく増加した。小型マシニングセンター(MC)は同12・0%増の16億7251万円だった。また、非NC小型工作機械も全機種合計で、同75・3%増の18億7650万円と高い水準を示した。
輸出総額は同84・4%増の249億4205万円だった。輸出比率は同4・5ポイント減の64・2%。海外市場は引き続き好調に推移しており、輸出比率の低下は国内需要も順調に回復が進んだことが反映されたもようだ。
今後も、国内外で電気自動車(EV)や半導体、医療関連などを中心に需要が堅調に推移するとみられる。一方、部品不足によって納期が長引き始めている。中国経済の先行きも不透明感が漂い始めており、各社の受注活動への影響が懸念される。
- 2021年12月23日
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- 2021年12月22日
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タンガロイは、焼入れ鋼の旋削加工向けのHPチップブレーカー付きインサート(刃先交換チップ)に、両面使用可能な「WavyJoint」仕様を追加し、発売した。価格は代表型番の「4QS―CNGG120408―HP BXA20」が1万4300円(消費税込み)。初年度1億3100万円の販売を見込む。
CN形、DN形、TN形、VN形の計20アイテムで構成。ロウ付け形状を採用し、ロウ付け面積を160%、立方晶窒化ホウ素(CBN)焼結体の体積を200%増加。焼入れ鋼の旋削加工での安定性を高め、工具寿命を大幅に延長できる。また、CN形にはワイパー切れ刃付きも設定し、仕上げ加工での加工面品位向上につなげられる。
HPチップブレーカーは、焼入れ鋼の旋削加工において、切込み0・2ミリメートル以下の領域で高い切りくず処理性能を発揮できる。
- 2021年12月22日