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- 2019年10月11日
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ヤマザキマザックは、創業100周年の記念事業として岐阜県美濃加茂市で準備を進めている「ヤマザキマザック工作機械博物館」の開業日を11月2日とし、入場料などの開館概要を発表した。工作機械の進化の歴史を実機の展示で紹介するとともに、蒸気機関車や自動車、航空機など工作機械で作られた歴史的な製品も展示する。
月曜日と年末年始を除く日の10―16時30分に開館し、入場料は大人500円、小中学生200円。学校からの団体予約は無料とする。同博物館は地下11メートルの工作機械の工場跡を利用して開館する。延べ床面積約1万平方メートルに約200点を展示する。現在の工作機械の自動加工ラインも併設し部品生産もする。
- 2019年10月11日
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- 2019年10月10日
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OSGはインドで切削工具の性能を高めるコーティング事業を始めた。現地の工具メーカーと差別化し、売り上げを拡大するため、プネー県にコーティング専用の合弁工場を稼働した。サービス強化により、「現在、年商約20億円のインド事業を早期に50億円に育成したい」としている。
現地の表面処理企業と折半出資し、新会社「プリムコートPVDテクノロジー・インディア」を設立した。資本金は1億5200万ルピー(約2億3000万円)。投資額は約2億6000万円。切削工具を中心に物理気相成長(PVD)コーティングのサービスを展開する。
インドには中小の切削工具メーカーがひしめくが、難しいコーティングができる企業は少ない。OSGは現地でドリルやドリルの特殊品を生産しながら、自社製品以外のコーティングも行う“ジョブコーティング”に力を入れる。窒化チタンコーティングや窒化チタンアルミニウムクロムコーティングのほか、顧客の要望に応じて、柔軟なコーティングサービスを行う。顧客から受け取った後、24時間以内に配送する即納体制も整える。
生産性向上につながるコーティング工具の需要は世界的に高まっている。同社は新城工場内のコーティング設備を増強するほか、群馬県太田市と兵庫県明石市にもコーティングのサテライト工場を持つ。海外では米国やメキシコ、ブラジル、台湾などでジョブコーティングに取り組んでおり、さらに拠点を拡大していく方針だ。
- 2019年10月10日
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- 2019年10月8日
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中村超硬はグループ売上高の45%以上を占めるダイヤモンドワイヤ生産事業から撤退する。2020年3月期末までの債務超過解消と早期の営業収支黒字化のため、構造改革が不可欠と判断した。今後はダイヤモンドワイヤ生産から、同ワイヤの製造装置販売へと事業モデルの転換を進める。
同ワイヤの生産停止は11月30日を予定。生産設備は技術供与契約を結んだ中国の江蘇三超金剛石工具に売却する。
併せて60人程度の希望退職者を募集する。電子材料スライス周辺事業に従事する社員で、10月1―11日に募集し、12月10日に退職予定。退職者には会社都合扱いの退職金と特別退職金を支給し、再就職を支援する。
同社は19年3月期、ダイヤモンドワイヤの販売価格が約7割下落して業績が悪化し、債務超過に陥った。19年5月に沖縄工場と和泉第2工場の閉鎖を決めるなど財務改善を進めてきた。
- 2019年10月8日
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- 2019年10月4日
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日刊工業新聞社がまとめた工作機械主要7社の8月の受注実績は、前年同月比32・8%減の306億5800万円だった。設備需要の世界的な停滞感が漂う基調は変わらず、各社の受注は低迷が続く。逆風の中でも、東南アジアでの大型案件や第5世代通信(5G)向けの先行投資も一部にあり、製造業の脱中国に連動した設備投資など今後の方向性を示唆する内容となった。
オークマは5G関連の半導体向け案件が「先行的に出るようになった」上に、中国で機械部品向けにまとまった受注があった。さらに設備投資支援の日本政府の補助金が下支えし、4カ月ぶりに110億円台を回復した。
ツガミは2カ月ぶりに40億円台に復帰。詳細は明らかにしていないが、東南アジアでのスマートフォン関連以外のまとまった受注がけん引した。
ジェイテクトは自動車向けが底堅く、前月からの受注のズレ込みと「中国向けが比較的好調に推移した」ため、輸出が同11・0%減にとどまった。
東芝機械は輸出が同21・6%増の伸び。中国とインドネシアでそれぞれ産業機械向けに複数台受注を積み上げた。
- 2019年10月4日
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- 2019年10月3日
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中村留精密工業は、世界最小の工具主軸「NTスマートキューブ」と2タレットを搭載した自動工具交換装置(ATC)型複合加工機「JX―250」を発売した。価格は6700万円(消費税抜き)。6100万円(同)の1タレット仕様も用意。航空機部品加工などに提案し、月販10台を目指す。
従来機より100ミリメートル以上短い工具主軸と、下側に配置したタレットで加工室を広く使える。タレットが原点を越えて移動できる「クロスオーバーストローク」機能を初搭載し、多彩な複合加工が可能。
ATCのアラーム発生からの復旧を助ける「ATCメンテナンスナビゲーター」など、機械の停止時間を短縮する機能を3種搭載した。機内搬送装置「コンパクトローダー」にも対応する。
独ハノーバーで16―21日に開かれる欧州国際工作機械見本市「EMO」に出品した。
- 2019年10月3日
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- 2019年10月2日
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東京光電子工業は、切削工具の外径と振れを2秒で測定できるエンドミル自動測定器「EMSシリーズ」を開発、市場投入した。治具一体型のエンドミル自動測定器は国内初。切削工具メーカーの品質管理用途や、機械加工業の工具再研磨後の計測用途などを想定する。消費税抜きの価格は250万円。販売目標は年30台。
コピー機のローラー材や、電線といった円筒形の部材向けで展開するレーザー光を用いた主力の非接触精密測定器の技術を応用した。エンドミルの偶数刃、奇数刃の両方に対応する。刃数を設定して工具をセットし、ボタンを押すと、2秒で外径と振れを測る。
シリーズはエンドミルの刃径0・2ミリ―20ミリメートル向け「EMS―20」と、同0・5ミリ―40ミリメートル向け「EMS―40」の2タイプ。測定回数は毎秒3600スキャンの高速走査で、測定精度は同20がプラスマイナス2マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以内、同40がプラスマイナス4マイクロメートル以内と高精度。オプションのソフトウエアを使えば、測定データを自動出力できる。
東京光電子工業は国内で初めてレーザー外径測定器を開発したメーカー。現在はオプテックスグループ傘下で、工場自動化(FA)関連機器を手がけるオプテックス・エフエー(京都市下京区)の子会社。販売は東京光電子工業と、オプテックス・エフエーで担う。
- 2019年10月2日
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- 2019年10月1日
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内閣府が発表した7月の機械受注統計(季節調整値)は、設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比6・6%減の8969億円で、2カ月ぶりのマイナスだった。6月に鉄道車両の大型受注があったことの反動だ。同統計は受注案件の規模で月々の振れが大きくなるのが特徴。大型案件を除くとトレンドは変わりないとして、基調判断は4月から続く「持ち直しの動きがみられる」の表現を据え置いた。
民需のうち製造業は前月比5・4%増の3841億円で3カ月ぶりに増加した。非鉄金属業種で原子力原動機、造船業でエンジンなどが伸びた一方、化学工業や業務用機械、金属製品の業種でコンピューターなどが減少した。
船舶・電力を除く非製造業は同15・6%減の5189億円で2カ月ぶりに減少した。運輸・郵便業で鉄道車両、金融・保険業で運搬機械などが減った半面、建設業で建機、卸・小売り業でコンピューターなどが伸びた。
流通関連でのコンピューターの受注は、10月の消費増税を控えた準備との見方もできる。米中貿易摩擦の長期化による中国経済減速などが設備投資マインドを冷やす恐れがあり、機械受注など今後の統計を注視していく必要がある。
- 2019年10月1日
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- 2019年9月30日
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ジェイテクトは、アクセラレーター(起業支援組織)の米プラグ・アンド・プレイ(PnP)と、パートナーシップ契約を締結したと発表した。ジェイテクトはPnPのネットワークを活用し、有望な技術を持つスタートアップ企業との協業を加速。技術革新や新規事業の創出につなげる。
自動車産業の新潮流であるCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の台頭を受け、ジェイテクトは新領域での研究開発や技術革新に力を入れている。CASEへの対応には、優れた技術を持つベンチャー企業との連携が有効と判断。PnPと協力関係を構築することにした。
PnPはシリコンバレーを本拠地とし、世界14カ国30拠点以上でベンチャー支援を展開。モビリティーやモノのインターネット(IoT)、スマートシティー(次世代環境都市)といった分野で事業促進プログラムも運営している。
- 2019年9月30日
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- 2019年9月27日
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日本工作機械工業会(日工会)が発表した工作機械の8月の受注高(速報値)は、前年同月比37・1%減の883億4700万円で、2013年4月以来76カ月(6年4カ月)ぶりの800億円台となる低水準だった。
月1000億円とされる好不調判断の目安を大幅に割り込んだ。米中貿易摩擦を主要因に世界経済の先行きに不確実さが増し、設備投資を控える動きが進んでいる。
前年割れは11カ月連続。内外需ともに低調で、中でも外需は同34・6%減の509億9900万円と不振だ。500億円台は34カ月ぶりとなる。米中摩擦の影響は中国だけでなく欧州にも広がり、中国向けの輸出が盛んなドイツが8月に急減したとの指摘がある。
内需は同40・1%減の373億4800万円で9カ月連続で減少した。設備投資を支援する政府の補助金制度が導入されたが、内需は低位横ばいで推移した。
76カ月ぶりの低水準は夏季休暇、9月に控える工作機械の大型見本市に向けた買い控えも背景とみられる。一方で日工会は「米中摩擦の影響が相当広がっている」(事務局)と警戒を強める。
13年当時は中国市場の減速や欧州の債務危機などから設備投資が滞り、同年8月まで11カ月にわたり1000億円割れが続いた。
- 2019年9月27日
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- 2019年9月26日
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スター精密は、最大加工径38ミリメートル対応の主軸移動型自動旋盤の大径高機能モデル「SX―38」を開発したと発表した。医療、自動車、航空機関連の複雑形状部品向けに2020年4月に発売する。
工具ユニットの着脱が容易な「タイプA」、選択した工具のみが回転する独自のワンポジション工具駆動方式を採用した「同B」がある。いずれも消費税抜きの価格は同Aが2380万円、同Bが2400万円。販売目標はシリーズ合計で年60台。
同旋盤は10面タレット型刃物台と、B軸旋回式4軸対向型ミーリングユニット付きのクシ刃型刃物台を搭載した。正面ではタレット型刃物台とクシ刃型刃物台の同時加工が可能。背面加工専用のY軸制御付き8軸型ユニットを搭載し、正面・背面の同時加工による加工時間の短縮を図った。
サブ主軸にメーン主軸と同じモーターを使って出力を高め、加工能力を従来機比15%高めた。クシ刃型刃物台に搭載したミーリングユニットはマイナス45―90度の範囲で角度制御可能。各刃物台を斜めに傾けて配置し機械前面から各部への距離を短縮したほか、旋回式操作パネルなど使いやすさを追求した。
- 2019年9月26日
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- 2019年9月25日
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ダイジェット工業は、高精度刃先交換式ボールエンドミルや高硬度材加工用エンドミルを規定数購入すると本体やインサートを贈呈するキャンペーンを実施している。
A~Cまで3つのコースがあり、それぞれの内容は次の通り。
・Aコース:高能率粗加工用カッタ「マックスマスターGMX/MXG形」や丸駒ラジアスカッタ「エクストリームダイメイトEXTDM/MTX形」のインサートを30個購入し他社のホルダを引き取ってもらうと、適用する本体かモジュラーヘッドを贈呈する。
・Bコース:高精度刃先交換式ボールエンドミル「ミラーボール」の本体を1台購入すると適用するインサート(BNM‐TS形)を2個贈呈する。もしくはミラーボール用のインサートを6個購入すると適用するモジュラーヘッド(MBX形)を1台贈呈する。
・Cコース:多刃ソリッドスクエアエンドミル「DHコートワンカット70 SEHH形」、4枚刃ソリッドボールエンドミル「ワンカットボール70DH‐OCHB形」、2枚刃ソリッドボールエンドミル「ハード1ボールSFSB形」から3本選んで(組合せ可能)購入すると、その中の最安値品を1本贈呈する。
ニュースソース:日本産機新聞(https://nihonsanki-shimbun.com/)
- 2019年9月25日
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- 2019年9月24日
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機械工具商社上場9社の2019年4‐6月期決算(トラスコ中山は1‐6月期、NaITOは3‐5月期)が出そろった。
米中貿易摩擦の激化や半導体市場の悪化などが影響し、5社が減収となった。足元では世界的な景気減速が広がっており、通期業績予想を下方修正する企業もあるなど、先行きへの不安感は高まっている。一方で、下期は工作機械見本市などの大型展示会が予定されており、投資需要の喚起を期待する声も多い。機械工具商社には着実に足元の需要を拾い上げるとともに、将来の商談につながる“種まき”も求められている。
・自動化ニーズに活路 展示会で次の種まき
4‐6月期は製造業で設備投資を先送りする動きが見られた。昨年から続く米中貿易摩擦による先行き懸念の強まりや、半導体、スマートフォン関連産業の低迷などが影響した。日本工作機械工業会の工作機械受注額は、昨年10月から今年6月まで9カ月連続で前年同月比減となっており、6月の受注総額は好不調の目安とされる1000億円を32カ月ぶりに下回った。こうした市況の悪化は、機械工具商の業績低下にもつながっている。
山善の生産財部門は、前年同期比15・7%減の771億円となった。機械事業部は同28・4%減の304億円、特に中国を中心とした海外向けの減少幅が大きく、49・6%減の107億円だった。要素部品の取り扱いが多い日伝では、工作機械向けや半導体製造装置向けなどの受注が減少し、同12・7%減の276億円となった。
設備関連だけでなく、切削工具などの消耗品にも影響は広がっている。NaITOでは、大型連休による稼働日数の減少なども影響し、切削工具の売上高が同2・0%減の59億円。Cominixの切削工具事業も同5・2%減の37億円だった。ユアサ商事の産業機器部門も同7・2%減の154億円となった。
・足元でも停滞感は続いている。
ある商社は「足元も決して上向いているとはいえない。むしろ減速感は拡大しており、先行きへの不安感は増している」と話す。こうした状況からトラスコ中山では通期業績予想を当初の2332億円から3・2%減の2258億円に下方修正した。「見込みを下回るペースで推移しており、下期(7‐12月)についても売上高の大幅な拡大が見込めないため」としている。
一方で、秋以降には、工作機械見本市「メカトロテックジャパン」や「国際ロボット展」などの大型展示会の開催が予定されており、投資需要の喚起を期待する声は少なくない。特に省人化や自動化ニーズは高く、各社こうした受注の拡大を狙い、提案活動を進めている。
「メカトロテックジャパン」に出展予定のNaITOでは「オリジナル商品などを積極的にPRし、足元はもちろん、来年やその先の商談につながるような“種”を蒔いていきたい」とする。機械工具商社にとっては、先々の需要の掘り起こしに向けた活動が求められそうだ。
ニュースソース:日本産機新聞(https://nihonsanki-shimbun.com/)
- 2019年9月24日
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- 2019年9月20日
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日本工作機械工業会は、2019年1‐6月累計の受注額が前年同期29・3%減の6819億円だったと発表した。半期ベースで7000億円を割り込んだのは16年の下期以来5半期ぶり。6月単月も989億円と32か月ぶりに1000億円を下回った。
好不況の分水嶺とされる1000億円近くの水準だが、飯村会長は「反転する状況にはない」とし、見通しについても「9月には下方修正する」と期初目標の1兆6000億円の見直しを明言した。
内需の1‐6月の受注累計は2663億円と前年同期比で30・6%減少した。主要4業種(一般機械、自動車、電機・精密、航空・造船・輸送用機械)全てマイナス。自動車は786億円と4割近く減少したほか、電機・精密も240億円と4割以上減った。
一方、外需も厳しく、1‐6月累計で4156億円と前年同期で28・4%マイナスとなった。北米、欧州、アジア主要3極全てで減少。なかでも、中国経済の停滞の影響を受けたアジアは1720億円と上期では3年ぶりに2000億円を割り込み、中国での受注も947億円と48・2%減となった。
今後の動向について、飯村会長は「(6月の受注は)1000億円にからんだラインなので悲観はしていない。ただ、急激に反転するイメージはない」と話し、長期化する見通しを示した。通期予想も「下期の状況が見え出した9月には下方修正を発表する」と述べ、期初の1兆6000億円の見直しを明言した。
ニュースソース:日本産機新聞(https://nihonsanki-shimbun.com/)
- 2019年9月20日
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- 2019年9月19日
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ダイジェット工業はこのほど、好評の金型加工用工具「SKS-GⅡ」「ショルダーエクストリーム」「スウィングミル」のラインナップを拡張し追加発売した。
①高能率高送りカッタ「SKS-GⅡ」SKG/MSG形 モジュラーヘッドタイプ[工具径φ35]追加
同製品は、四角ポジティブインサートを採用、高剛性かつ刃数増により高能率加工が可能な高送りカッタである。主に炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼、チタン等の平面削り、ポケット加工、ヘリカル加工等の荒加工に適している。
サイズ…モジュラーヘッドタイプφ35(3枚刃)計1形番▽標準価格…3万5200円(税抜)。
②高能率肩削りカッタ「ショルダーエクストリーム」EXSAP/MSⅩ形 モジュラーヘッドタイプ[工具径φ26、φ28、φ30、φ33、φ35]およびインサート[コーナR0・4タイプ]追加
同製品は、肩削り軸方向切込み量(Ap)が最大15㎜と大きく、平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用可能。モジュラーヘッドは工具径がシャンク径より大きいオーバーサイズ寸法を追加ラインナップし、切りくずの噛み込みによるホルダ・ワークの損傷を抑制する。主に炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等の肩削り、平面削り、溝削り等の荒~中仕上げ加工に適している。
サイズ…モジュラーヘッドタイプφ26(2枚刃)~φ35(3枚刃)計5形番▽標準価格…2万8500円~3万8300円(税抜)。インサート形番…ZNGU170904ZER-PM(インサート材種JC8050、JC8118)▽標準価格…1710円(税抜)。
③深切込み用エンドミル「スウィングミル」DSM形 低抵抗形インサート追加
同製品は、ロングセラーの深切込み用ラフィングエンドミル。独自のブレーカ形状の新インサートにより、深切込み重切削における低抵抗かつ安定加工が可能である。主に炭素鋼、工具鋼、鋳鉄、ステンレス鋼などの肩削り、溝削りに適している。
インサート形番…先端刃IM-CP43N-PH▽標準価格…1400円(税抜)。外周刃IM-SP43GS-PH▽標準価格…1100円(税抜)。インサート材種はいずれもJC8050、JC8118。
ニュースソース:名古屋機工新聞(http://www.kikou.co.jp/)
- 2019年9月19日
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- 2019年9月18日
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ミツトヨは、表面粗さと輪郭形状を1台で測れる表面性状測定機「FORMTRACERアバント」を発売した。装着した検出器が表面用か輪郭用かを自動認識するため、両モードの切り替え操作忘れによる誤作動を防ぐ。本体と付帯機器を含めた機種の価格は約800万円。初年度に国内300台の販売を目指す。
ミツトヨが開発したのはハイブリッド型「FORMTRACERアバント D3000/4000」。各モード用の検出器を取り付け、測定する。検出器の脱着をレバー方式とし、工具を使う必要がない。
測定機能は、移動速度がX軸で最大毎秒80ミリメートル、Z2軸で同30ミリメートル、測定速度がX軸で従来機比50%増の同30ミリメートルといずれも高速という。同シリーズはハイブリッド型のほか、表面粗さ測定機「同S3000」、輪郭形状測定機「同C3000/4000」も品ぞろえした。
- 2019年9月18日