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- 2024年9月20日
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三和精機は、新型の小型ホブ盤「SHF―08」を開発した。同社の従来機に比べて3割の省スペース化を実現しつつ、剛性を高めて精度を向上させた。電動駆動装置「eアクスル」や産業用ロボット、減速機、2輪車などに用いる歯車加工需要の取り込みを狙う。
サイズは幅1680ミリ×奥行き2150ミリ×高さ2000ミリメートル。主軸の組み付けの工夫やベッドの構造の見直しにより、小型化と高剛性化を両立した。モジュール2までのスカイビング加工に対応。オプションで超硬ホブによる焼き入れ後の高精度仕上げ加工を実現する。
ホブ最大回転数は標準で毎分5000回転、オプションで同9000回転に高速化が可能。またワーク軸最大回転数は標準で同600回転で、オプションによって同1500回転に高められる。
加工室内は完全密閉式の傾斜カバー構造にして切り粉の堆積を抑制。カバーの取り外しを簡単にできるようにし、保守をしやすくするとともに、ローダーの設置を容易にする構造にして、自動化をしやすくした。
三和精機はOSGグループの機械工具商社で、滋賀製作所において歯車加工機などの工作機械のオーバーホールやレトロフィットも手がける。
このノウハウを生かして、2016年にSHF―08の前身機を開発し、ホブ盤の製造販売を始めた。自動化対応の経験も豊富なことから、SHF―08の販売ではローダーやロボットによる自動化も併せて請け負う。
- 2024年9月20日
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- 2024年9月19日
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大同特殊鋼は自動車部品の熱処理に対応した「連続式真空焼鈍炉」を発売した。ヒーター加熱方式の採用で電気のみをエネルギー源とし、化石燃料を使用しない。カーボンフリーの電力を使用することで二酸化炭素(CO2)排出量削減が可能。浜名部品工業から初めての受注を獲得した。2030年までに6―8基の販売を目指す。
磁石製造向けに販売してきた連続式真空焼結炉や真空浸炭炉で培った真空技術を、鍛造部品や電磁鋼板などの自動車部品の焼き鈍しに応用した。カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を実現できる熱処理の提案が評価され、受注につながった。
雰囲気ガスが必要ないため、雰囲気ガス由来のCO2排出もない。また水冷構造で周囲への放熱がなく、快適な作業環境を実現する。
- 2024年9月19日
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- 2024年9月18日
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MonotaRO(モノタロウ)は間接資材の物流拠点「猪名川ディストリビューションセンター」で、無人搬送車(AGV)を使った入荷工程の効率化を進める。AGVを使った仕分けシステムのエラーを減らすほか、検品工程などの作業者の習熟度を高める。2―3年後をめどに現状比5割程度の生産性改善を目指す。
猪名川ディストリビューションセンターは約55万点の在庫を保管し、1日18万行(明細数)の出荷能力を持つ同社最大の物流拠点。年々増加する出荷数に対応するため、ピッキングや荷合わせ、梱包といった出荷工程の自動化を先行してきた。
搬入・検品・棚入れまでの入荷工程では自動化と効率化のため、2024年1月にプラスオートメーション(東京都江東区)製のAGV「t―Sort」62台を含む自動仕分けシステム2系統を導入した。
同AGVは上部の荷台に検品後の商品が入ったコンテナが載ると、システムが指示する仕分けレーンまで搬送して荷物を降ろし、仕分け工程と棚入れの搬送工程を自動化できる。入荷工程は現在までに同じ作業スペースで搬入から棚入れまでの作業時間を従来比2分の1に短縮し、入荷工程の生産性(荷物量に対する作業者の数)も同3―5割改善済み。現時点で入荷の商品量が50―60%増えても対応できるとしている。
今後、AGVを含む検品と仕分けのシステムのエラーを減らすほか、検品などを担う従業員への教育などを通じ作業習熟度を高め、生産性をさらに高める。その上で、28年5月に稼働予定の水戸市の物流拠点や、稼働中の「笠間ディストリビューションセンター」、「茨城中央サテライトセンター」にもシステムを横展開する考えだ。
- 2024年9月18日
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- 2024年9月12日
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日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した8月の車名別新車販売は、ホンダの軽自動車「N―BOX」が前年同月比14・1%減の1万4441台で3カ月連続の首位を維持した。2位はスズキの軽「スペーシア」、3位にトヨタ自動車の「カローラ」が続いた。N―BOX、スペーシアはともにスーパーハイトワゴン系の車種で高い人気が続いている。同車種では各社が新モデルの投入を控えており、今後も販売をけん引しそうだ。
N―BOXは2023年10月の全面改良以降、24年5月に一度首位を逃したが、6月に再び首位に返り咲き、高い人気を示している。24年秋にアウトドアのテイストを入れた新グレード「N―BOX JOY(ジョイ)」の追加を予定しており、前年同期に比べて減っている販売を伸ばせるかが焦点だ。
同27・3%増で2位のスペーシアは23年11月に全面刷新した。N―BOX同様にアウトドア仕様を打ち出した新型「スペーシアギア」の受注を開始しており動向が注目される。
3位のカローラは同3・3%増で、登録車では3カ月連続の1位となった。4月に「カローラセダン」「同スポーツ」「同ツーリング」を一部改良した効果が寄与した。
トヨタの小型車「ヤリス」は同37・5%減ながら6位に食い込んだ。認証不正問題に伴う「ヤリスクロス」の出荷停止が台数のマイナスに響いた。
上位では6月末に新型車を発売したホンダのコンパクトミニバン「フリード」の躍進が目立った。
- 2024年9月12日
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- 2024年9月11日
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アルファTKGが開発した人工知能(AI)搭載の協働ロボットシステム「アルファジュリア」が精密板金・金属加工業に好評だ。三松、森精工、タナカ製作所、マカベのほか、タイの大手板金・機械加工メーカーのジンパオも導入した。
アルファジュリアの架台にワークをセットして溶接工程をダイレクトティーチングすると、その後の作業を自動化する。手作業の溶接工程を自動化し、作業時間を5分の1に短縮。仮付けから活用し段取り時間が10分の1になった事例もある。
年間24台の販売目標に対し、発売から半年で受注・納品含め20台をクリア。「製造業の人手不足の解消に貢献したい。ワークを持って厚木テクニカルセンターに来てほしい」と高木社長。バリ取り・研磨・検査の自動化の要望も多く、シリーズ化していく。
- 2024年9月11日
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- 2024年9月10日
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ワルタージャパンは、多用途なヘリカルカッター「エクストラ・テックXT」シリーズに「M5250」を追加し、発売した。完全刃切れ仕様で肩削り加工とポケット加工、ランピング加工に加えて、フル溝加工に対応する。消費税抜きの価格は15万―16万円程度を想定する。
カッター径は直径50ミリ、63ミリ、80ミリメートルを用意した。チップ形状は防振性が高くビビリの発生を抑える「G51」や、新製品で防振性と切りくず処理に優れ、チタンやステンレスの加工に適する「G55W」など全6種類が使える。
他社製品と比べて3倍の切りくず排出量を社内試験で確認済み。チタン合金加工のユーザー試験でも他社製品より工具寿命が50%伸びたという。
- 2024年9月10日
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- 2024年9月5日
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ジェイテクトは、コンピューター数値制御(CNC)小型円筒研削盤「G1シリーズ」に小物量産加工に適した「タイプBt」を追加し、発売したと発表した。
従来機の「e300Gi」を刷新した。CNC装置の選択を可能にしたり、長さ違いの加工対象物(ワーク)の段取り替えを不要にする新機構などを導入したりした。必要な機能に応じて3パッケージを用意。消費税抜きの価格は1640万円から。年間25台の販売を目指す。
CNC装置は従来の「トヨプック―GC70」に加え、「ファナック0i―TFプラス」を選べる。
ワークの長さに合わせて自動で主軸の心間調整をする「主軸NCシフト機構」を持つパッケージでは、定寸装置の位置を一定にでき、段取り替えの作業を省ける。
ワークを両側センターの押しつけ力で駆動させる「両センタ駆動」を採用。これにより、駆動金具なしでの外径全段研削が可能となり、2工程を1工程に集約できる。
また「スリープイン・ウェイクアップ機能」により、電源を入れている間の非加工時間の消費電力を最大75%削減する。
- 2024年9月5日
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- 2024年9月3日
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乗用車メーカー8社が発表した7月の生産・販売・輸出実績によると、8社合計の世界生産台数は前年同月比0・5%減の204万8222台となり3カ月連続で前年同月を下回った。北米などの販売好調を受け微減にとどまったものの、中国の新エネルギー車(NEV)市場拡大による価格競争激化や、タイ、インドネシアといった主要地域の減少が影響した。日本国内で残る認証不正による影響や、中国市場の動向など今後も見通しが晴れない状況が続く。
各社の世界生産はホンダ、マツダ、ダイハツ工業を除く5社が前年同月を割り込んだ。トヨタ自動車と三菱自動車は6カ月連続、日産自動車とスズキは2カ月連続でマイナスとなった。SUBARU(スバル)は2カ月ぶりの減少となった。
トヨタの世界生産は前年同月比0・6%減と前年並みを維持。中国の価格競争激化やタイの自動車ローンの厳格化により減少した。一方、前年同月に比べて稼働日が多かったことなどにより北米や欧州で増えた。
日産は国内生産、海外生産ともに減少。国内はスポーツ多目的車(SUV)「エクストレイル」、中国はセダン「シルフィ」などの台数減が響いた。スズキはハンガリーやインドネシアなどが減少した。
一方、ダイハツの世界生産は同10・1%増となり、11カ月ぶりにプラスに転じた。日本国内では認証不正問題の該当車種の生産・出荷再開が寄与し、2カ月連続で前年同月実績を上回った。インドネシアの減少が響き、海外生産は微減だった。
ホンダの世界生産は3カ月ぶりの増加。乗用車「CIVIC(シビック)」、SUV「CR―V」などの米国販売の増加を受け、北米の生産が同18・0%増えた。ただ、中国などの価格競争激化が響き、アジア地域全体の生産は同5・4%減少した。
マツダの世界生産は3カ月連続で前年同月比プラス。米国で販売が伸びているSUV「CX―50」について、前年同月時点では米アラバマ工場の2直化が立ち上がったばかりだったが、24年はフルに寄与。国内では小型車「マツダ3」などが増えた。
- 2024年9月3日
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- 2024年8月30日
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ブラザー工業とロボットエンジニアリングは協業し、ブラザー製の複合加工に対応した5軸の小型マシニングセンター(MC)に産業用ロボットを組み合わせ、容易に加工の自動化ができるパッケージの提供を始めた。小型MCを製造するブラザーとシステムインテグレーター(SIer)のロボットエンジニアリングが手を組み、少量多品種生産が多い中小製造業者の自動化ニーズを深耕する。
複合加工に対応するブラザー製の5軸小型MC「スピーディオM200Xd1―5AX」に産業用ロボットを組み合わせた「自動化パッケージ RC―7」の販売をロボットエンジニアリングが始めた。
RC―7はMCの側面に配置し、MC側面の扉からワーク(加工対象物)の出し入れをする。ロボットとワークを置くパレットをケースで囲い、設置後もそれを容易に移動させられるようにし、「昼休みの1時間だけ動かしたいとか、夜間に動かしたい」(曽我吏司ロボットエンジニアリング取締役)という中小製造業のニーズを満たせるようにした。
RC―7のセット後もMC正面の扉からワークの出し入れなどの作業が可能。ワンタッチ位置決め機構付きのクランプで、簡単に高精度で固定できる。
取り付け後の調整作業は不要で素早い稼働を実現する。また、ワークに合わせてパレットのカスタマイズにも対応する。
ロボットエンジニアリングはユアサ商事のグループ企業。
省人化の希求が高まっている中小企業に向けた自動化提案に注力しており、今回のパッケージ化はその一環となる。
- 2024年8月30日
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- 2024年8月28日
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日刊工業新聞社がまとめた工作機械主要4社の7月の工作機械受注実績は、前年同月比4・2%増の296億5500万円となり、2カ月連続で増加した。前月比は8・9%減と2カ月ぶりに減少した。地域や業種ごとにまだら模様の需要環境が続く中、受注回復への期待と先行き不透明感が混在する状況と言えそうだ。
4社合計の輸出は前年同月比6・6%増と2カ月連続で増加した。オークマは輸出が同1・3%増と11カ月ぶりに増加。欧米で航空機関連向けが堅調だったほか、「中国で大手を中心に電気自動車(EV)や一般機械向けで設備投資を計画通り進める動きがあった」(営業部)。牧野フライス製作所も「欧米で航空機関連、中国で新エネルギー車(NEV)関連向けなどが堅調に推移している」(経営企画部)という。
中国を主力とするツガミは輸出が同28・3%増と5カ月連続で増加し、堅調さを維持した。中東情勢など先行き不透明感が続く中、同社幹部は「夏季休暇を終えた9月以降に受注がどこまで上がるのか注視している」と慎重な見方を示した。
国内では牧野フライス製作所が同19・3%増と大幅に伸び、「2輪車向けでまとまった受注があった」(経営企画部)という。オークマは「半導体製造装置向けで秋以降の回復需要を見越した設備投資などが出ている」(営業部)とした。
芝浦機械は国内が同3・4%減と前年並みを維持した。「半導体関連向けで超精密加工機を受注した」(広報・IR部)ほか、航空宇宙関連向けで立旋盤、金型加工向けで門形マシニングセンターなどを受注した。
受注状況についてオークマは「1―2月を底に海外でのEVや航空機向けが下支えする形で回復に向かっている」(営業部)と見る。牧野フライス製作所は「欧州でドイツを中心に弱含みの動きが感じられるが、全体的には底打ちをして改善の兆しが見られ始めたのではないか」(経営企画部)とし、引き続き動向を注視する。
- 2024年8月28日
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- 2024年8月27日
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長谷川機械製作所は、同時5軸精密マシニングセンター(MC)を開発した。医療・光学機器・腕時計といった小物精密部品の加工中心に使われている従来の5軸MCに対し、X軸(左右)を320ミリメートルとするなど各軸の移動量を拡大した。大きめの部品の多品種変量生産に向く機種として提案する。
新開発の「PM320―5X」は、主軸とスライドのオーバーハングを最小限に抑える独自の高剛性構造を採用。自社製の回転主軸が上下(Z軸)・前後(Y軸)に、部品を載せるテーブルが左右(X軸)に動くほか水平旋回(C軸)、傾斜(B軸)することで同時5軸加工を行う。
制御精度は0・1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)。左右に凹凸のない幅1200ミリメートルのコンパクト設計で小面積での工程集約が可能。ロボットを配置することで、左右対称構造の両面窓を通して部品の段取り替えを自動化できる。
加工エリアを大きく取ることにより、加工状況の視認性が向上。下部の壁面が傾斜しているため、切り粉が途中に堆積することなく排出されやすい。
主軸は「HSK―E40」で毎分2万5000回転、オプションで同4万5000回転。早送り速度は同30メートル。自動工具交換装置(ATC)は50本で、オプションで60本に増やせる。機械背面から工具を入れ替えできる。
11月の「日本国際工作機械見本市(JIMTOF)2024」で受注を開始する。予定価格は2800万円(消費税抜き)。
- 2024年8月27日
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- 2024年8月26日
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日本工作機械工業会(日工会)が発表した7月の工作機械受注実績(確報値)は、前年同月比8・4%増の1239億4200万円と、3カ月連続で増加した。中国などのアジアで高水準を維持するなど、外需がけん引した。地域や業種で状況に差はあるが、日工会の稲葉善治会長(ファナック会長)は「第4四半期以降の本格的な増加局面に向けて、一進一退を繰り返しながら地固めが進む転換期にある」との認識を示した。
外需の地域別の受注額では、中国が同65・9%増と4カ月連続で増加。2カ月ぶりに300億円を下回ったものの、300億円近い受注が継続しており高水準を持続している。
中国では旧式機械を下取りし、最新機械への置き換えを促す補助金が下支えとなっているほか、電気自動車(EV)や次世代スマートフォンへの活発投資が持続している。補助金効果の持続性が注目されるが、稲葉会長は「(7月の中国政府の支援強化策の発表などを受けて)この先も長期にわたる下支えが期待される」とした。
北米は、同9・6%増の269億4300万円で2カ月ぶりの増加。米国やメキシコで大型受注があり2カ月ぶりに250億円を上回った。欧州は夏期休暇などもあり、同23・2%減の147億1000万円と7カ月連続で減少した。
内需は同9・3%減の357億300万円で23カ月連続の減少。自動車関連を中心に6月の受注反動減などで、2カ月ぶりに400億円を割り込んだ。稲葉会長は「引き続きまだら模様の状況下で一進一退の動きが続く」と見る。
今後は半導体製造装置や自動車関連で大手企業からの実需を見込む。一方、国内の中堅中小企業では新機種を購入せずに改造・修理を繰り返して古い機械を使うのが一般的となっている。稲葉会長は「競争力のある最新鋭の機種に更新するには政府による政策支援の後押しが不可欠」と強調した。
また1―7月期の受注総額は、前年同期比2・1%減の8640億800万円だった。
- 2024年8月26日
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- 2024年8月20日
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内藤は、丸棒材からネジなどを成形する横型全自動転造機の新機種を発売した。稼働時のさまざまな数値をデジタルデータとして蓄積でき、それらを活用することで稼働率向上につなげられる。主に自動車産業関連に売り込み、初年度10台の販売を目指すとともに販売代理店も募集する。
新開発の「3RTH―H8T」は転造能力8トンで、ステンレスや鉄、アルミニウムなどの素材を成形可能。デジタル制御されたACサーボモーターで駆動する三つのロールダイスが転造によるネジ切り加工を行う。
その際の圧力や角度、加工や送りの速度などをデータとして蓄積。段取りやロールダイス交換時に、加工対象物(ワーク)に適したデータを入力することで作業時間を短縮できる。例えば段取りが月1回、刃物交換が月3回の場合で、既設の転造機に比べて作業時間が8分の1の短縮、稼働率が同22・7%増の効果を試算した。
また、長い状態の丸棒材を挿入してネジ切り加工を行うため、ネジなどの短いものから冷却や熱交換に使われるフィンパイプのように長いものまで、さまざまな長さのワークを扱える。太さもネジでM10からM24、フィンパイプで直径9・5ミリ―25・4ミリメートルに対応する。丸棒材の供給と加工の速度も向上させた。
油圧を利用した一般的な転造機は微妙な圧力調整や段取り替え時などの転造角度の調整が必要で、作業効率や稼働率の低下要因となっていた。
内藤の主力機種は立型で、短く切った丸棒材をロボットが定位置にセットして、ネジ切り加工をして排出するという三つの動作が必要となる。そのため、加工速度や対応できるワークの長さに限界があった。
- 2024年8月20日